OneNote のバックアップを取る

バックアップを取る

パソコンを使い慣れている方なら分かると思うんですが、バックアップはすごく大事ですよね。OneNote を業務で使いだすと、ノートブックのバックアップをしないといけないと思うので、バックアップはどうなっているのかご紹介します。

バックアップはどうなっている?

OneNote のバックアップはいったいどうなっているんでしょうか? そこで、OneNote のバックアップについて説明します。

OneNote のバックアップシステム

実は、OneNote は自動でバックアップをこなっています。バックアップフォルダが決まっていて、そこに一定間隔で保存しています。

OneNoteオプション

画像にもあるように[Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\OneNote\]の中に[バックアップ]という名前のフォルダができていると思います。その中に開いているノートブックがバックアップされています。

このバックアップは、そっくりそのままノートブックを残しているようなので、いざというときにそこから取り出せば使えそうです。また、バックアップした年月日を付けて保存しているので、世代バックアップみたいなこともしているようですね。

ユーザーによるバックアップは不要?

ユーザー自らバックアップする必要がないかといえば、ちょっと微妙なんですよ。というのも、バックアップのタイミングが一定間隔にしかできないからです。何曜日の何時にバックアップするみたいなやり方ができないんですよ。(←必要かどうかは分からないけど)

バックアップのオプション

※オプションの[保存とバックアップ]で設定できます。

もし、自分でバックアップを取る場合は、保存場所にあるノートブックのコピーを作ればよいと思います。キャッシュやバックアップフォルダのファイルではなく、あくまで元々の保存先にあるファイルのコピーが間違いないでしょうね。

そうすることによって、バックアップフォルダのファイルも含めて、いろいろなタイミングでのバックアップが作れるから、万が一の時に内容の復元がしやすいんじゃないかと思うんですよ。

バックアップの復元方法は?

もし、万が一のことがあってバックアップに頼ることになった時どうすればよいか気になりますよね。そこで復元の仕方について考えてみます。

OneNote はノートブックの保存場所にファイルがあり、さらにキャッシュやバックアップフォルダにもファイルがあります。ということは、これらがクリアされていないと、古いファイルで上書きしてしまう恐れがあります。

なので、先に OneNote でノートブックを閉じて、そのあとにバックアップファイルを保存場所に戻すという作業が必要になります。

OneNoteフォルダー

具体的には、

  1. OneNote で、バックアップに入れ替えたいノートブックを閉じる。
  2. OneNote を終了し、保存場所のノートブックをバックアップファイルに入れ替える。
  3. OneNote を起動し、改めてノートブックを開く。

こんな手順でよいと思います。

また、バックアップファイルを同時に開いて中身を比較したい時は、別のフォルダに保存して開くだけでかまいません。こうすれば、必要なところだけをバックアップのノートに写してから閉じることもしやすいですからね。

※復元するときは、念のためバックアップファイル自体もコピーを取っておいてください。

ファイルが壊れた時は?

正直言うと、私は OneNote のファイルが壊れた経験がないので何とも言えないんですが、おそらく救済は難しいと思います。なので、やはりバックアップファイルが重要だと思います。壊れてしまうとノート中身全部をあきらめるしかないでしょうから。

もし、壊れて開けなくなったノートがある場合も、やはり上記のような形でファイルを置き換えるしかないですね。OneNote は1個のファイルにすべてのデータを記録しているので、壊れるとどうしても全部だめになる可能性が高いと思います。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote のバックアップは自動で行われていますが、自分で積極的に行っても構いません。同期を行っているので、保存という概念が希薄になりがちですが、ファイルがあることに変わりはないので、重要なものはぜひバックアップしてくださいね。

以上、「OneNote のバックアップ取る」方法について説明しました。

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