OneNote の同期が遅いときは?

OneNote の同期が遅いときは?

OneNote同期が遅いときにどうすればいいか説明しました。ノートを共有したときに同期が遅くてじれったい思いをしている方に適した内容です。どうすれば OneNote の同期を早くすることができるのか、具体的な方法が分かりますよ。

同期頻度の調整で対応できます

OneNote のノートを共有して使っていると、同期が遅くて共有内容が反映されないことがありますよね。そんな時はイライラしてしまって精神衛生上もよくないでしょう。そこで、少しでも同期が早くなる方法を紹介しますから、ぜひ一度試してみてください。

同期の調整方法がない?

あなたは OneNote の同期を調整する方法が分かりますか? 実は、オプション設定のどこを探しても『同期』に関する設定が見当たらないんです。「だったらどこを触るの? 起動オプションでも設定するの? レジストリでも書き換えるの?」となりますが、そこまで難しいことはしません。

OneNote のオプション設定をもう一度よく見てもらえませんか? ちゃんと同期に関する設定がありますから。

どこで調整するのか?

OneNote で同期に関する設定を行うには、実はバッテリーに関する調整を行うんですが、何のことかよく分からないですよね。そこで、詳しいやり方を説明したので、具体的には次のようにやってみてください。

  1. 左上の[ファイル]をクリックする。
    書式のコピー/貼り付け
  2. [オプション]を表示する。
    オプションメニュー
  3. [詳細設定]をクリックする。
    既定のフォント
  4. 中央やや下の位置までスクロールする。
    バッテリーオプション
  5. [バッテリのオプション]の設定を[処理を最大限に実行]に切り替える。
  6. 右下の[OK]ボタンをクリックして設定終了。

こんな感じで同期の頻度を高くすることができます。

名前が[バッテリのオプション]となっているので、全く関係がなさそうに感じますよね。でも、説明書きをよく読んでみると、「ノートブックの同期」という言葉と「処理の頻度を減らすことでバッテリ使用時間を延ばすことができます。」となっているんですよ。

要するに[バッテリのオプション]という設定は、同期などのバックグラウンドで行う作業をコントロールすることで、電力消費と動作効率のバランスを調整するということなんですね。ちなみに[最大限のバッテリ使用時間]を選べば同期頻度が落ちる代わりに電力消費を抑えられますよ。

設定変更による効果はどれくらいある?

設定変更によってどれくらいの効果が出るか、正直言うと「う~ん、少し良くなったかな?」ぐらいかもしれないです。使用環境などの条件で影響があるようなんですが、かなり頻繁に同期するわけでもなさそうです。(ひょっとするとAC電源のときは頻繁かもしれないですが。)

ノートを共有しているときに、相手が何かを書き込んだら、それができるだけ早く反映してほしいから同期頻度を変えたいんですよね。でも、OneNote の機能として誰かがノートに書き込んだことを知るすべがないみたいです。それで、定期的な同期を行っているんだと思うんです。

となると、手っ取り早く同期させるには、自分がノートに何かを書き込むことでしょうね。自分が書き込めば当然同期するので、確実に頻度を上げるための方法になると思います。

まとめ

いかがでしたか?

バッテリーの設定が同期に影響するというところが、ちょっと分かりにくいところではないかと思いますね。でも、パソコンに詳しくない方には分かりやすい表現なんじゃないかと思いますよ。同期の頻度を上げるためには、AC電源に接続し、バッテリオプションを切り替えてみてください。

さらに、ノートに書き込むことで強制的に同期させることもできるので、結局は OneNote を積極的に使うことで、実は同期が頻繁になるということなんじゃないかと思いますよ。

以上、「OneNote の同期が遅いときは?」と題して説明しました。

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