OneNote のお得な購入方法は?

OneNote のお得な購入方法は?

OneNote を手に入れるためには Office を購入するしか方法がなくなっています(単体では買えなくなりました)。そこで、どうすれば少しでも安くなるのか考えてみました。OneNote のお得な購入方法が分かりますよ。

Office を安く手に入れる方法とは?

単体での販売がなくなった OneNote なので、Office 全体を購入しないといけません。でも、当然のことながら Office は複数のアプリをまとめているので高価です。どうすれば費用を少なくできるんでしょうか?

Office の種類と価格を調べました

マイクロソフトの Office 製品は数種類あるので、まずは種類と価格を調べました。

大きく分けると年間契約の『Office 365 Solo』と、購入するタイプの『Office 2016(2013)』と、パソコン付属品の『Office Premium』があります。これは知っている方も多いと思います。

これらのうち Office Premium については、パソコン購入時に Home & Business 以上のエディションを選択できれば OneNote が入手できます。これは後から購入できないものなので、今回のお話とはあまり関係ないタイプですね。

Office 365 Solo とは?

Office 365 Solo は毎年使用料を支払うサブスクリプション形式の製品です。含まれるアプリは Office 製品すべてで、それにプラスして 1TB の OneDrive、毎月60分の Skype 通話、テクニカルサポートなどが無料です。なお、ライセンスに Windows と Mac の区別はありません。

さらに、大きな特徴として常に最新版が利用できるようになっています。これは、Office Premium の場合も同様です。新しい Office が登場しても大きな出費をして購入する必要がないというメリットがあります。

Office 2016 とは?

Office 2016 は Personal、Home & Business、Professional、Professional Academic の4種類があり、こちらは永続ライセンスなので、一度購入すれば追加料金無しにずっと使えます。ただし、最新版への無償アップグレードはありません(購入する必要あり)。

また、Office 365 Solo についてくる無償の特典はありませんし、Windows 版と Mac 版は別々に購入する必要があります。なので、特典も大事な方は注意が必要ですね。

どれを買えば OneNote が手に入る?

OneNote は Office 365 Solo か、Office 2016 の Home & Business か Professional か Professional Academic を購入すれば入手可能です。当然ですが、 Academic は学生や教員のみが対象です。

上記以外では、Office 2013 が販売していれば Home & Business 以上のエディションで OneNote が手に入ります。(すでにメーカーでは出荷が終了しているので、店頭在庫のみの販売になっています。)

お得なのはどの製品?

OneNote を手に入れるための条件が分かりましたので、いよいよ本題の「どれを買えば安くなるのか?」という疑問です。まず単純に価格を比較すると...

Office の種類 価格(税込)
 Office 365 Solo  約12,800円
 Office 2016 Home & Business  約37,600円
 Office 2016 Professional  約64,600円
 Office 2016 Professional Academic  約30,000円

こんな感じです。

当然複数年使うと思うので「金額×年数」で計算します。すると...

年数 365 Solo 2016 Home & Business 2016 Professional
1年目 12,800円 37,600円 64,600円
2年目 25,600円 37,600円 64,600円
3年目 38,400 37,600 64,600円
4年目 51,200円 37,600円 64,600円
5年目 64,000 37,600円 64,600

Office 365 Solo と Office 2016 Home & Business を比較した場合は3年で、Office 2016 Professional と比較した場合は5年でほぼ同じ金額になります。ということは、使用する年数に応じて購入する製品を変えたらいいことになりそうです。本当に?

この比較はあくまで同じ製品をずっと使い続けるという考え方の場合です。Office は通常3年に一度新製品が出るので、そのたびに購入するとなれば話は別なんですよ。もし、新製品が出るたびに買うのであれば、サブスクリプション形式のほうが安いのは間違いないですね。

ちなみに Home & Business と比べるとわずかに 365 Solo のほうが高いですが、無償のオプションのことを考えるとほぼ同等といえるんじゃないでしょうか。

どれを買えばいいの?

計算結果から考えると、『新製品の導入時期』によってどれにするかを決めるべきではないかと思います。3年ごとに新製品が出るので、そのたびに新しいバージョンを購入するのであれば Office 365 Solo がよさそうですが、3年以上使い続けるなら Office 2016 がいいみたいですね。

でも、4年後や5年後に新製品にすることがあるようだと、まるまる費用が掛かるので割高です。

年数 365 Solo 2016 Home & Business 2016 Professional
1年目 12,800円 37,600円 64,600円
2年目 25,600円 37,600円 64,600円
3年目 38,400円 37,600円 64,600円
4年目 51,200円 75,200円 129,200円
5年目 64,000円 75,200円 129,200円

どうやら2016以降はアップグレード版のような割引製品を出さないみたいなんですよ。どこかのタイミングで買い替えるのであれば Office 365 Solo のほうがお買い得ですね。少なくとも Professional を購入するとかなり割高になることが分かります。

ちなみに、OneNote 以外の製品であれば単体販売があるので、必ずしも Office にこだわらなくてもよいと思います。(このサイトは OneNote について説明しているので Office の購入に絞っています。)

まとめ

いかがでしたか?

OneNote 目的で Office を選ぶとするならば Office 365 Solo と Office 2016 Home & Business のどちらにするかは結構微妙な感じですね。でも、全部入りの Office がほしい場合は明らかに Office 365 Solo のほうがお得です。

ただし、仕事で使用する場合は、勝手にバージョンアップしてしまう Office 365 Solo だとマズイ場合があると思うので、ビジネス用の購入を検討してくださいね。

以上、「OneNote のお得な購入方法は?」と題して紹介しました。

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