OneNote
で縦書きする方法について説明しました。「OneNote でも縦書きできないだろうか?」と考えている方は、ぜひ一読してください。本来できない縦書きを実現するために、代わりの方法を考えましたので、参考にしてみてください。
工夫することで縦書き風にできます
OneNote はいろいろなことができるので、「縦書きができたらもっといいのに...」と思うことがありますよね。そこで、がんばって考えたんですが、どうやっても縦書きは無理でした。でも、縦書き風にするというところまではできたので、よければやってみてください。
縦書きは無理なのか?
まず、機能的には縦書きがないので、そのままテキストを入力したのではどうやっても無理です。そこで、表を挿入して目いっぱい幅を狭めてみたんですが、どうしても3文字分ぐらいにしかならないんですよ。なので、OneNote の機能で試みることはあきらめました。
ではどのようにしたかというと、外部のアプリを使うことにしたんですよ。
縦書き風にする方法とは?
外部のアプリである Excel を使うことで、縦書きを表示することができます。OneNote 2013 以降であれば、[スプレッドシート]が使えるのでこれを利用します。([Excel スプレッドシートに変換]を使って表を変換しても構いません。)
Excel が起動したら、セルに文字を入力して方向を[縦書き]にします。なお、セルの高さや幅を調整することで、1行にしたり複数行にしたりできますよ。
Excel を閉じると OneNote に画像として貼り付きます(保存するか問われた場合は保存してください)。すると、Excel で作った通りに表示されるので、これで縦書きになります。ただし、そのままだと罫線が表示されます。表として使う場合はちょうどいいんじゃないでしょうか。
ところで、表として使わず縦書きだけがほしい場合は、どうしても罫線が邪魔になりますよね。そんな場合は、Excel で[枠線]を非表示にすることで消すことができますよ。
枠線を非表示にして保存すると、罫線が消えて文字だけになります。
こんな感じで縦書き風にできます。
手書きなら簡単です
手書きの良いところは、書式がすべて自分で勝手に作り出せるところです。なので、単純に縦方向に書けばそれだけで縦書きですよね。でも、そのままだと書きづらいので、縦罫線があると書きやすくなると思います。ところが、縦罫線は表示できないんです。
この場合、解決方法としては縦罫線の入った画像を背景にしてしまえば解決できます。画像を貼り込んでから画像を右クリックして[画像を背景に設定]を実行すれば完了です。なお、マイクロソフトの公式サイトに完成したノートがアップされているので、こちらが便利だと思いますよ。
やはり、OneNote は手書きのほうが自由度が高くて使いやすいですね。OneNote はデジタイザペンが使えるタブレットPCで使う方が便利だと、あらためて思いました。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote は縦書きだけがどうしてもできないので、そこを何とか克服するために考えてみました。あくまで「縦書き風」ではあるんですが、少しは役に立つんじゃないかと思います。縦書きにこだわりのある方もいらっしゃると思うので、参考にしていただければ幸いです。
以上、「OneNote で縦書きするには?」と題して説明しました。