OneNote を付箋(ポストイット)として使うには?

OneNote を付箋(ポストイット)として使うには?

OneNote

付箋(ポストイット)として使う方法を紹介しました。デスクトップ上で OneNote を付箋として使いたい方に読んでいただきたい内容です。ちょっとした使い方の工夫で付箋として使える方法を説明しました。

クイックノートが付箋として使えますよ!

OneNote は便利そうだけど、付箋のように手軽に使う方法はないだろうかとお考えですか? それならちょうどいいのがあります。OneNote には標準でクイックノート(OneNote2010 以前ではミニノート)というものが付いるので、付箋として使えますよ。

クイックノートはこんな感じです

クイックノートは通知領域にあるアイコンまたは、[OneNote に送る]のダイアログから起動できるアプリで、ようするに超軽量な OneNote と解釈してもいいと思います。

通知領域の OneNote アイコン

OneNote に送る

起動したクイックノートはこんな感じです。

クイックノートのウィンドウ

どうですか? 何にもない真っ白なウィンドウが表示されるんです。これがクイックノートですが、どうやって使ったらいいのか分からないぐらいですよね。でも入力や設定ができるところは3か所だけで、タイトルと日付時刻とページ部分です。

クイックノートの使い方は?

クイックノートの使い方をサラッとご紹介しておきましょう。

上の方にある薄い横線の上がタイトルで、その下にあるのが日付時刻で、その下にある空白が実際に入力できるページ部分です。でも、これは完全に OneNote なんですよ。その証拠に、最上部の中央にある「…」をクリックしてみてください。ちゃんとメニュータブが表示されますから。

なので、OneNote の使い方が分かっていれば何の問題もなく使えると思いますよ。一応、使う状況を考えておくと、パソコンを使っていて突然何かメモする必要が発生したときに起動してメモを取るという感じですね。

ちなみに、メモ記入の有無にかかわらず、クイックノート(アプリではなくノートブックの方です)にページが保存されます。なので試に起動した場合は、OneNote でノートブックのクイックノートを開いて「無題のページ」を削除してください(タブを右クリックすればできます)。

タブレットと組み合わせればさらに便利!

付箋はちょっとしたメモを残すためのものなので、ペンで書く感覚があるととても便利ですよね。デジタイザペンが使えるタブレット(Surface Pro など)があれば、本物の紙にメモしているかのような雰囲気が味わえます。なので、ぜひタブレットで OneNote を使ってほしいですね。

よく画面のふちに付箋を貼っている人を見かけますが、それって本当は変なんですよ。だって、パソコンにメモすればいいんですから。かけ放題契約の携帯電話を手に持っているのに、目の前の固定電話を使ってかけた分だけお金を取られるのは変でしょ。なんかそんな感じなんです。

目の前に使えるものがあるのに、わざわざ使わないようにしている感じだから、とても違和感がありますね。そこで、タブレットと組み合わせればさらに便利になるからお勧めしたいんですよ。

OneNote 本体も使い方次第で付箋代わりになります

OneNote 本体も使い方次第で付箋代わりになるので、ご紹介しておきます。というのも、クイックノートの弱点として有無も言わさず強制的にページが保存されるので、起動するたびに無題のページが増えてしまうという面倒な部分があるからです。

だったら、OneNote 本体をすぐ使えるようにしておけばいいんじゃないの? ということなんですね。具体的なやり方は簡単で、常時起動して最小化しておくだけです。比較的メモリの消費量も少ないので、パソコンの負担になるほどではないから安心です。

なお、どうしても常時起動が嫌なら、タスクバーにアイコンを表示(ピン留め)しておけばいいと思います。そうすればすぐに起動できるし、メモリも食いませんからね。例えばこんな感じでよく使うアプリとしてアイコンを表示しておくんですよ。

タスクバーに OneNote アイコンを表示

こうしておけば便利ですよね。

結局クイックノートにはどんな利点があるんだろう?

OneNote をそのまま使ってもいいので、「結局クイックノートにはどんな利点があるんだろう?」なんて疑問が湧くかもしれないですね。まあそんなに便利じゃない気もしますから(笑)。でも、小さなウィンドウで表示されるので、じゃまにならないところは大きな利点です。

OneNote を表示しっぱなしにしておきたいけれど、ウィンドウサイズを変更したくないという場合は当然あると思うので、そんな時はクイックノートを表示しておけばいいんです。クイックノートのウィンドウサイズは OneNote 本体と別ですからね。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote を付箋(ポストイット)として使うにはクイックノート(ミニノート)が手軽だということがお分かりいただけたと思います。使い方次第で OneNote 本体でも代用できるので、自分の用途に合わせて使いこなしてほしいですね。

以上、「OneNote を付箋(ポストイット)として使うには?」と題して説明しました。

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