OneNote
の活用事例です。プレゼンテーションに使う方法をご紹介しました。パワーポイントを使っている方で、「もっとうまい方法がないだろうか?」と思っている方はぜひご覧ください。OneNote なら一味違ったプレゼンができますよ。
OneNote がパワーポイントの代わりになる?
プレゼンテーションを行う際に決まって使うのがパワーポイントですよね。とてもきれいなスライドを作って巧みに説明する人を見ていると、思わず引き込まれます。でも、もっと簡単に作れて、しかも説得力がある方法があるとしたら、とても魅力的じゃありませんか?
プレゼンといえばパワーポイントだけど...
おそらくほとんどの方が「プレゼンといえばパワーポイント」と条件反射的に思うほどパワーポイントは浸透しているんじゃないでしょうか。ところが、パワーポイントは内容(スライド)を作るのが結構面倒ですよね。ここに時間がかからなければ、かなり楽になると思うんですよ。
それに、誰もがみんなパワーポイントを使っているので、インパクトという点では案外弱いんじゃないでしょうか? 他人とは違ったアプリを使ってプレゼンを行えば、それだけでもずいぶんと注目度は違ってくると思うんですよ。そこで、使ってみてほしいのが OneNote なんです。
OneNote をパワーポイントの代わりに使うと?
では、OneNote をパワーポイントの代わりに使うとどうなるのか? ズバリ言うと、準備作業がとても簡単になるという点と、説明がしやすいうえに分かりやすくなるという点が挙げられます。一体どうしてそんな都合がいいのか、具体的に説明していきますね。
まず準備がなぜ簡単になるのかですが、これは、パワーポイントと違って画像を取り込んで簡単に説明を記入するだけだからです。というのも、パワーポイントはアニメーション効果などきれいに見せることに注力しますが、OneNote はそれがないからやりようがないんですね。
また、説明の際にはあらかじめ貼り付けておいた画像や説明文を紹介しつつ、足りないところをその場で書き足せばいいので、準備の段階から必要最小限の資料だけを準備すればいいんです。なので、見た目ではなく内容の充実に時間をさけるんですよ。
その場で情報が追加されていくと、受け手の側も興味がもてるので、とても受け入れやすくなるんですよ。つまり、聞き手が完全受動の状態から、少しだけ能動的になるんですね。自分から情報を聞きたいと思うから、当然記憶に残りやすくなるんです。
具体的な使い方は?
具体的な使い方はとても簡単です。ノートを作成してそこに必要な資料を貼り付けるだけです。後は説明の仕方に少しテクニックがあるでしょうかね。また、できる限りタブレットPCを使うようにしてください。ペンで書き込みながら説明したほうが分かりやすいですから。
それでは順を追って説明しますね。
事前準備
- プレゼン用のノートを用意する。
- 1セクション1ページとする。(複数のページを用意してスライド式に切り替える方法もありますが、1ページを縦スクロールするほうがおすすめです。)
- ページに資料の画像やファイル(Word、Excel、PDFなど)を貼り付ける。
- 資料に合わせて説明文を添える。
- 話の流れに合わせてスペースの取り方を調整する。
※ 1画面分ずつ区切るようにすると説明しやすいですよ。
- パソコンにプロジェクターをつないで表示の調整を行う。
- 準備完了
プレゼン方法
- トップから順に説明する。(1画面分ずつ説明すると分かりやすい。)
- 説明の際に、ペンでスクロールしたり注目ポイントを丸で囲むなどすると分かりやすい。
- 途中、説明文に足りないところがあった場合は、情報を書き加えたり画像を追加する。
- 最後まで説明してプレゼンが終了。
こんな感じでプレゼンを行うと、縦の連続的な資料なので、上下の行き来がとても簡単です。また、説明の前にページのコピーを作っておけば使いまわしも簡単ですね。説明の後の書き込みがある資料は、そのまま配布することで当日の記録(議事録)の代わりにもなりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote をパワーポイントの代わりに使うと、下準備が楽になることがお分かりいただけたでしょうか。最低限の準備だけしておいて、『説明しながら資料を作ることができる』というのが、今までにない不思議なやり方だと思います。要は時間の短縮になるんですね。
以上、「OneNote の活用事例 – プレゼンに使う」と題してご紹介しました。