落書きノート(クイックノート)
の場所を変えたいとお思いですか? 普通のノートブックと違うから勝手に変えられないし、どうやったら移動できるのか困っている方もいらっしゃると思いますので、移動の仕方をご紹介します。
落書きノートの移動方法とは?
落書きノート(2013以降はクイックノート)は手順さえ分かればとっても簡単に移動できます。また、違うノートを落書きノートにすることもできるので、そちらも併せて説明しますね。
落書きノートの仕組みを理解する
まず、落書きノートがどのようになっているのか仕組みを確認しておきます。理屈が分かっていれば、この後行う作業内容がよく理解できると思いますので、面倒くさがらずに話を聞いてもらえるとありがたいです。
落書きノートは、通常のノートブックと違ってやや特殊です。保存場所が決まっていて、勝手に移動したり削除することができません。厳密にいえば、できるけれどそのあと OneNote がどういった挙動になるのかわからないので、できるだけ避けるべきです。
さて、落書きノートは[OneNote ノートブック]というフォルダに保存されています。
もし見つからない場合は以下の記事を参考にしてください。
https://onenote.hprs1.com/onenote-rakugakino-to/
通常のノートブックが自分の好きな場所に作れるのに対して、落書きノートは保存場所が決まっているという特徴があるわけです。
どうやって移動する?
落書きノートが保存されている場所が分かりましたので、次はそれを定義している設定を確認します。設定は、「オプション」の中にあります。
- 一番左側にある[ファイル]タブをクリック
- 左側メニューの下のほうにある[オプション]をクリック
- 左側メニューの上のほうにある[保存とバックアップ]をクリック
- 右側の[落書きノート セクション]を確認する
ここを見ると、落書きノート(クイックノート)の場所が定義されているのが分かりますね。
また、すぐ下にある[変更]ボタンをクリックすれば、落書きノートの場所を変えられます。ただし、変更ボタンをクリックすると分かるんですが、開いているノートしか指定できないので、あらかじめノートブックを準備して開いておく必要がありますよ。
具体的な手順
一番トラブルを起こしにくいと思われる方法で説明します(安全第一!)。
- 落書きノートを新しい場所(フォルダ)にコピーする。
- 新しい場所の落書きノートを開く(ダブルクリックで開けますよ)。
- 「オプション」で落書きノートの設定を、先ほど開いたノートブックに変更する。
- OneNote を終了する。
- 前の場所にある落書きノートのファイル名を変更する(念のため)。
- OneNote を起動する。
- 落書きノートに何か書き込んで使えることを確認する。
これでうまく使えていれば、作業は完了です。前の場所にある落書きノートは、いらなければ削除してかまいません。(残しておいたのは、何かトラブルがあったときにすぐ元に戻せるようにしておきたかったからです。)
また、この方法を応用すれば、落書きノートとして使っていない他のノートブックを落書きノートとして指定することもできます。共有ノートブックを指定することもできますよ。
まとめ
いかがでしたか?
落書きノートの保存場所を変える方法が、お分かりいただけたと思います。存在がやや特殊なノートブックなので手順が多いですが、焦らず順序に従って行えばスムーズに変更作業が行えると思いますよ。(まあ、めったに行わない作業だと思いますけどね 笑。)
以上、「OneNote 落書きノートの保存場所を移動する」方法について説明しました。