OneNote
で YouTube を再生する方法について説明しました。OneNote に例えば YouTube のようなネット動画を貼り付けたいと思っている方はぜひご覧ください。単なる使い方にとどまらず、活用方法も分かるように紹介しましたよ。
OneNote にネット動画を貼り付けたい
OneNote のノート(ページ)には何でも貼り付けられますが、動画をそのまま貼り付けることができます。資料を作っているときに「ここに動画が貼り付けられればいいのに...」と思っていた方は、OneNote で資料作りをやってみてください。いい資料が作れますよ。
※動画の貼り付けは OneNote 2016 以降のみ利用可能です。
動画の貼り付けは簡単です!
OneNote に動画を貼り付けるのはとても簡単です。動画の URL をページに貼り付けるだけですぐ再生できる状態になりますよ。ここでは YouTube を貼り付ける方法について、実例を挙げて具体的にご紹介しますね。
- YouTube にアクセス
- 貼り付けたい動画の URL を取得(動画を右クリックすると URL を取得しやすい)
- OneNote の画像を貼り付けたいページを開いて場所を指定
- OneNote の[挿入]タブをクリックして[オンラインビデオ]をクリック
(URL を直接ページに貼り付けても OK) - 動画の1コマが表示されて準備が完了(動画が埋め込まれた状態になる)
※ OneNote 2016 に YouTube 動画のリンクを貼り付けるとこんな感じになります。 - すぐに動画が再生できる状態になる(リンクまたは埋め込み動画をクリックすれば再生)
こんな感じで、とても簡単に再生できるようになりますよ。
YouTube 以外も貼り付けできます
先ほどの例だと YouTube だけでしたが、ほかの動画サイトでも対応しているそうです。具体的には『Dailymotion、Office Mix、Sway、Vimeo、Vine』なども貼り付けできるのだとか。日本だとなじみの薄いものが多いですが、可能性は広がりますね。
なお、貼り付け方は YouTube とまったく同じです。ちなみに対応するサイトは増えている可能性があるので、動画サイトを使える環境にある方は、一度試してみてください。なんといっても URL を貼り付けるだけで、設定がとっても簡単ですからね。
ところで、動画ファイルを直接貼り付けるとどうなるかというと、サムネイル(1コマ表示)の機能が働かないものの、再生はできます。貼り付けたファイルを選択して、リボンの再生ボタンをクリックしてください。別ウィンドウが開いて再生します。(埋め込みにはならないようです。)
動画の貼り付けを応用してみる
動画が貼り付くと何ができるのかというと、例えば仕事用に動画付の資料が作れます。写真では分かりにくいような、動きのあるものを報告したいときにとても便利ですね。また、プライベートでも、自分の好きな動画を整理してまとめるのにも便利ですよ。
動画とともにコメントを記述したり、その動画に関連した資料や URL を添えておけば、相当便利な動画ノートができますね。もちろん動画サイトでも好きな動画をまとめるようなことができますが、何でもできる点を考えると OneNote のほうが便利なような気がします。
注意点はある?
OneNote に対して動画を埋め込むことができるのは Windows 用のデスクトップ版だけらしいんです。そのほかのエディションだと再生のみの対応なんだとか。例えば iPhone で OneNote の動画を見たいときは、一旦 Windows 用で埋め込んでから iPhone で再生することになります。
また、Windows 用のデスクトップ版でも、法人向けや教育向けの OneNote だと動画自体を扱えない場合があります。一応2016年6月のアップデートで使えるようにする話になっているんですが、実際どうなのか確認ができていません。
法人・教育機関向けの OneNote をお使いの方は、[オンラインビデオ]のボタンがあれば動画サイトにも対応していることになるので、確認してみてください。でも、これらのいわゆるライセンス版の対応が別なのはなんででしょうね?
私の個人的な見解では、会社や学校では動画サイトへのアクセス自体が禁止されていることも多いので、必要ないということだったのかもしれないですね。でも、実際には動画サイトなしには会議や発表用の資料が作れないということも多かったんじゃないでしょうか。
OneNote 2013 以前だと動画の貼り付けはできない?
動画の貼り付け(動画の埋め込み)という機能は OneNote 2016 から装備されました。そのため、OneNote 2013 以前の場合だと動画サイトの URL を貼り付けてもただのリンクにしかなりません。また、動画ファイルを貼り付けた場合でも、再生に関するメニューは表示されません。
なので、やはり OneNote 2013 以前の場合はページの中で動画を再生することはできないですね。ただし、貼り付けたファイルをダブルクリックすると、関連付けてあるプレーヤーが起動して動画が再生されるので、全く見られないわけではないですよ。
ちなみに、OneNote 2016 で動画を貼り付けたページを OneNote 2013 以前で開くと文字へのリンクは生きているものの、動画は画像に置き換わります。したがって、リンクをクリックしてブラウザで動画を再生するということになります。
※ OneNote 2013 以前で開くと画像化されるので、クリックしても再生できません。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote でネット動画を再生できるようになったので、資料作りの幅がより一層広がったんじゃないでしょうか。動画を整理してまとめることもできますしね。ただし、何度か説明している通り、動画の扱いに関しては必要要件に気を付けてください。
必要要件についてまとめると...
- 動画を埋め込めるのは Windows版 OneNote 2016 以降のみ
- 埋め込んだ動画を再生できるのは OneNote 2016 世代以降(OSの縛りなし)
ということです。
以上、「OneNote で YouTube を再生するには?」と題してご紹介しました。