OneNote
がメモ帳の代わりになるのかどうか説明しました。Windows に標準で入っているメモ帳が不便だと感じることがある方に、読んでいただきたい内容です。OneNote の機能をうまく使うことで不便が解消できることが分かりますよ。
OneNote をメモ帳の代わりに使うと便利ですよ
あなたは、Windows のメモ帳を使っていて不便に感じることがありますか? 機能がかなりシンプルなので、「もう少し○○ができたらなぁ」と感じることがあると思います。そこで、OneNote を代わりに使ってみてください。かなり便利になりますよ。
メモ帳の問題点について考える
メモ帳のどんなところに不満がありますか? もともと『テキストエディタ』なので、文字を入力できること以外に特別な機能がありません。おそらくこれが原因ではないかと思うんですが、メモ帳の役割はテキストファイルの表示と作成なので、むしろ多機能は余計なんですね。
ただ、名前が『メモ帳』だからどうしてもちょっとしたメモを取るイメージになると思います。だから、本来の目的から少しずれた使い方をしてしまっているために、使いにくいとか機能が足りないという不満になるんじゃないかと思うんですよ。
なので、もっとメモに適したアプリを使ったほうがいいんじゃないかと思います。OneNote はまさにメモ用途に適したアプリですよ。
メモ帳にはない OneNote の特徴とは?
メモ帳と OneNote の決定的な違いは保存方法です。メモ帳はその都度「名前を付けて保存」をしますが、OneNote は最初に名前を付けて保存をしたらそれっきりです。書き込んだ内容は勝手に書き込まれます。通常これを同期と言っています。
また、OneNote は文字に対してある程度の書式設定ができるので、ワープロほどではないですがそこそこの装飾はできますよ。さらに、箇条書きや簡単な表の挿入もできるので、ちょっとした文章なら十分なものができます。なので、機能面では十分でしょう。
ただ、ハッキリ言ってメモ帳の代わりに使うには相当オーバースペックになると思います。それでもかなり便利に使えるんですよ。
OneNote をメモ帳の代わりに使うには?
それでは具体的にどうやってメモ帳の代わりにするか説明していきます。
まず、OneNote は起動しっぱなしにしておきます。もし、メモリが足りないのでそれは難しいという場合は、タスクバーにアイコンを登録してすぐに起動できるようにしておいてください。そして、「クイックノート」をあらかじめ開いておいて、いつでも使えるようにしておきます。
もちろん、新規にノートブックを作成して専用のページを開いておいても構いません。むしろその方が後々情報の整理がしやすいかもしれないですね。さあ、これで準備は完了です。後は何かある度にすぐにメモするだけですよ。
たったこれだけですが実はすごく便利になっているんです。というのも、メモ帳の場合は名前を付けて保存しない限り、アプリが閉じられるとメモが失われてしまいます。ところが、OneNote であれば書き込んだ時点ですでに保存されています。
すると、何も考えずにアプリを閉じてしまった時に、「あっ、しまった。保存し忘れた!」ということがなくなるんですね。いらないメモなら後から消すだけなので、すごく便利なんですよ。メモは消さない限り消えないから、本当に気軽に使えるんですね。
ちょっとした弱点もあります
もちろん良いことばかりではないんです。大がかりなアプリなので、メモ帳に比べると重いという難点があります。これについては、最近の大容量メモリが搭載されたパソコンで OneNote を常時起動しておけば、ある程度は解消すると思いますよ。
また、メモは消さないと消えないので、ある程度たまったら整理しないと、どんどんメモがたまり続けてしまいます。なので、ちょっとずぼらな人はまずいかもしれないですね(笑)。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote をメモ帳の代わりにするのは、かなりもったいない使い方だなあとは思うんですが、実際にやってみるとかなり便利なんですよ。OneNote の使い方がよく分からないときに、とりあえず試してほしい使い方でもありますね。これはお勧めですよ。
以上、「OneNote はメモ帳の代わりになる?」と題して説明しました。