OneNote
でパスワード管理をする方法を紹介しました。パスワードの管理に OneNote が使えないだろうかと考えている方に読んでいただきたい内容です。便利でありながらもセキュリティに配慮した使い方ができることを説明していますよ。
パスワードの管理がラクになります
現代は何でもかんでもIDやパスワードで管理がとても大変ですよね。だからこそ管理を楽にするソフトが販売されているわけですが、そこにお金をかけるのもどうかと思いますしね。そこで、OneNote を使ってパスワード管理をやってみませんか? 費用を抑えて管理ができますよ。
パスワードの管理は面倒ですよね
パスワード管理といえばとても面倒です。当然ですが ID とセットになるし、いつでも見られるようにしておきたいけれど、そうすると今度はセキュリティが保てなくなってしまうし。かといってすべてのパスワードを統一してしまうと、漏れてしまった場合に大変なことになるし。
でも、IDとパスワードがないと使えないサービスがとても多いから、無くすわけにもいかないですからね。そんな時は、うまく管理して安全に運用するしかないわけですが、OneNote を使えば管理がラクになる上に安全運用できるので、その方法をご紹介しますね。
OneNote でパスワードを管理するには?
OneNote でパスワードを管理するには、単純にノートを準備するだけです。ノートを新規作成してセクションの名前を適宜変更します。もし、1つのノートを複数人で共有する場合は人数分のセクションを作ってセクション名を各自の名前などにすればいいと思いますよ。
後は、各セクションのページに表を作って ID とパスワードを記入していけば簡単に管理ができますよ。具体例として、「パスワード管理」という名前のノートブックを作成し、「一郎・二郎・花子」というセクションを準備してみました。
このままパスワードを列挙してもいいですが、以下の画像のように用途別にページを分けてもいいと思いますよ。
ノートの作り方が分からないんだけど...
もし、「ノートの作り方が分からないので最初から知りたい」という方は以下のページを参考にしてやってみてください。できるだけ分かりやすく説明しましたよ。
※ 起動から入力まで一通り説明しています。
※ 表の作成方法はこちらで説明しています。
https://onenote.hprs1.com/onenote-hyou/
セキュリティにも配慮できます
でも、このままでは簡単にパスワードが見えてしまいますね。特に共有状態の場合はまさにダダ漏れになってしまうので、セクションにパスワードを設定してセキュリティを確保します。以下、簡単に手順を紹介します。(パスワードの設定はセクション単位でのみ可能です。)
- セクションのタブを右クリック
- [このセクションをパスワードで保護]をクリック
- [パスワードの設定]ボタンをクリック
- パスワードを設定
- バックアップについて設定
これでパスワードの設定が完了しますよ。
このように、セクションごとにパスワードを設定するので、1つのノートで複数ユーザーのパスワードを管理できます。どうですか? これで、1セクション1ユーザーにすることにどんな意味があるのか分かったでしょ。
※ なお、詳しい設定方法は以下のページで詳しく分かります。
https://onenote.hprs1.com/onenote-password/
まとめ
いかがでしたか?
パスワードを管理する方法を紹介しましたが、OneNote は工夫次第でどんな使い方もできるんですね。一見すると「何のためにあるんだろう?」と思う機能も、他の機能と組み合わせることで、実力を発揮することがお分かりいただけたんじゃないでしょうか。
以上、「OneNote でパスワード管理」と題してご紹介しました。