OneNote の使い方-準備編

OneNote の使い方-準備編

OneNote の使い方準備編です。OneNote を使ってみたいけれど、何から始めればよいのか分からない方は必見です! OneNoteを起動するところから始めて、使いながら概念が理解できるように説明しているからです。

OneNote の使い方、準備が重要な理由とは?

「OneNoteはいいソフトだよ」とか、「これはすごいソフトだ!」という話をよく聞くと思うんですが、いざ挑戦してみると「何をどうしたらよいのかさっぱりで…」なんてことになるんですよね。さて、何から始めたらいいんでしょうか?

きっとそのような方が多いと思いますので、OneNoteの使い方について、まずは準備のしかたをご紹介しましょう。なぜなら、準備のしかたを間違えると、後から面倒なことになる可能性があるからです。つまり、一からやり直しになる可能性もありますので、準備が重要なんですね。

そこで、OneNoteでノートブックを新規作成するところから、架空のテーマで実際に使うところまで説明しました。OneNoteの準備方法だけでなく、概念がわかるようにも説明していますよ。

OneNoteを使えるようにする、準備のポイント。

それでは、OneNoteを使えるようにする、準備のポイントをご紹介します。最短で、確実な手順ですので、シッカリと目を通してください。

OneNoteの起動

OneNoteを起動します。すると、クラウドに接続するかどうかつまり「OneDrive」に接続するかどうかが問われます。絶対必要というわけではないので、面倒だとか分からないということであれば、閉じても構いません。(右上の×で閉じます。)

OneNote 最初の起動

<OneNote2010の場合>
ノートブックの開き方について聞かれる場合がありますが、おススメは「いいえ」です。「はい」を選んでしまうと、Web 上に保存することになります。おそらく『OneDrive』への誘導になるのではないかと思います。

しかし、『OneDrive』の説明までやっていると面倒なので、今回はパスします。それにノートブックは、作ってしまえば後からいくらでも移動ができるので、最初の場所はさほど重要ではありませんから大丈夫ですよ。(OneDriveは別に特集しますね。)

OneNoteが起動すると、たぶん下の写真のような表示になると思います。

OneNote の初期画面
『クイックノート』というノートブックが見えます。基本的な使い方が説明されているので、それなりに参考になります。(参考にならないからこのページを見てるんだと思うんですけどね…。)

さあ、OneNoteが起動したら次に進んでください。

まずは下準備から

使うためには「これをしないと何も始まらない」という準備があるので、最低限必要なことをまずしましょう。

まずはノートブックを新規に作ります。ポイントは”名前の付け方”と”保存場所”です。

名前は例えば「授業ノート」のようになるべく具体的にした方が分かりやすくていいと思います。保存場所はとりあえず「コンピューター」で問題なしです。(後から移動できるので、まずは作りましょう。)

抽象的な話では分かりにくいので、『授業のノートを取る』ことを想定してみます。

具体的な手順

  1. [ファイル]⇒[新規]の順でクリック
  2. ノートブックの保存先として[コンピューター]をクリック
  3. ”ノートブック名”は「授業ノート」(なるべく具体的な名前にする)
  4. 「ノートブックの作成」ボタンをクリック

新しいノートブック

「授業ノート」など具体的な名前にした方が、分かりやすいですよ。

保存場所を変えたい場合は、[別のフォルダーに作成]ボタンをクリックして保存場所を変えてください。(最初なので、なるべくそのまま進めてください。)

これですぐに使えるノートが出来上がりますよ。でも真っ白だからこの先がよく分からなくなるんですよね...。(私もここから先が結構苦労したんですよ)

ノートブックの概念を知っておこう

続いて、セクションタブの名前を「算数」に変更して、ノートに「足し算」とタイトルをつけるとさらに分かりやすくなるのでやってみてください。

授業ノート(一部)

1.ノートの上にあるタブを右クリックすると名前が変更できます。また、日付の上にある点線の枠内にタイトルを入れます。

足し算

2.ノートのタイトルを入れると右側のタブに表示されます。なお、タイトルを入れていない場合はノートの一番上にある文字が自動的に表示されます。

授業ノート(全体)

こんな感じになりました。(画像を縮小しているのでちょっとぼやけてますね。)

どうですか、ちょっと概念が見えてきませんか? これを分かりやすくするために、ルーズリーフを使ってメモを取っているという体で考えてみると、

  • ノートブック ⇒ バインダー(ファイル)
  • セクション ⇒ インデックス(仕切り用の厚紙)
  • ノート ⇒ ルーズリーフ

こんな感じになるんじゃないでしょうか。

ちなみにノートブックは、”ノートブック名”で入力した「授業ノート」が、ドキュメントフォルダの中にある” OneNote ノートブック”にフォルダとして作成されます。つまり、現実のノートを再現しているのがOneNoteなんですね。

さっそく使ってみる

まずは、キーボードで入力です。

ノートはどこでも好きなところに入力できるので、マウスで適当なところをクリックしてタイピングしてみてください。

コンテナ(準備) ← こんな感じになります

すると、Wordのテキストボックスのようなものができて、そこに文字が納められましたね。これを『コンテナ』と呼びます。ちなみにコンテナは好きな場所に置けるので、場所を変えたい時はドラッグで移動してください。

もしあなたがタブレットPCを使っているならば、試しにペンで手書きしてみてください。手書きしたものは「図形」と同じような扱いになり、コンテナに収まります。

さらに使いこなす

メモをしているうちにスペースが足りなくなったら自由に伸ばしてください。ノートはスクロールバーをクリックするだけで、右でも下でも伸ばすことができます。一般的には下へ伸びたほうが使いやすいと思いますよ。

今作ったノートは「足し算」でしたが、「引き算」や「かけ算」のノートを追加して記入すれば、分類分けができて便利ですね。

足し算、引き算、かけ算

[ページの追加]をクリックするとノートを追加できます。

また、セクションのタブの右側には新しいセクションが作れるので、ここで「国語」や「社会」を作れば教科ごとに分けることができますよ。

算数、国語、社会

「+」マークのあるタブをクリックするとセクションが作成できます。

まとめ

いかがでしたか?

具体例として『授業のノートを取る』ということで、準備のしかたを説明しました。これでなんとなくですが、「ノートブック、セクション、ノート」の役割や関係性が見えてきたのではないでしょうか。また、ここまでやれば、最低限メモが取れるようになっているはずです。

そして、手帳を使うのをやめて、無理やりにでもOneNoteを使ってメモを取ってみてください。そうしていくうちにだんだんと慣れてきて、OneNoteでメモを取ることがとても簡単になります。やがてついには手放せなくなるんですね(笑)。

これで、後からやり直すことなく、最短時間でOneNoteが準備できたと思います。これは、ノートを新規作成するごとに、最初に1回だけ行うものですので、ぜひ参考にしてください。

以上、『OneNote の使い方-準備編』と題して説明しました。

続けて、OneNote の使い方-基本編もご覧いただくと、理解が深まりますよ。

https://onenote.hprs1.com/onenote-tsukaikata-kihon/

スポンサーリンク