OneNoteノートブックの削除方法
を説明しました。ノートブックの削除の方法を知りたい方に適した内容です。単純な削除方法ではなく、エラー等が発生しないように、安全で確実な方法を詳しく説明しているからです。
安全で確実な、ノートブックの削除方法を知ろう!
OneNote を使っていると、ためしに作ったノートブックがいらなくなったり、分散していたページを整理したら、いくつかのノートブックが不要になることがあると思います。すると、削除の必要が出てきますが、「どうやって削除したら確実だろうか?」と悩まれるかもしれませんね。
ところで、なぜ削除方法をお探しなのでしょうか? それは、ノートブックの構成が今一つ分からなくて、自分で勝手に削除すると、動作がおかしくなるのではないかと不安だからですよね。確かに、構成が分かりにくいので、安全な方法が知りたいと思うのは当然だと思います。
そこで、安全で確実な方法をご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
OneNote ノートブックの削除方法。
それでは、OneNote ノートブックの削除方法のポイントをご紹介します。最初に、ノートブックの構成を説明してから手順を解説しているので、理屈が分かって理解しやすいと思いますよ。
ノートブックの構成を確認する。
まず、ノートブックの構成を確認しましょう。ノートブックの保存場所は、「OneNote ノートブック」です。また、無料版OneNoteを使用している場合は、OneDriveのOneNote専用領域に保存されます。(既定のままで使用している場合です。)
そして、保存されているノートブックは、フォルダーの中に本体ファイルが格納されているという構成です。さらに、フォルダー名がそのままノートブック名として、OneNoteで表示されます。つまりノートブックは、フォルダーとファイルで構成されているわけです。
したがって、ノートブックの削除は、フォルダーをそのまま削除すれば OK です。ただし、何の準備もなしに削除すると、問題が起きる可能性があるので、手順を守る必要があるんですね。
ノートブック削除の手順(通常版)
通常版(有料版)OneNoteの、ノートブック削除の手順を説明します。基本的な流れは、ノートブックを「閉じる → フォルダを開く → 削除」という順序になります。
- OneNote を起動する。
- 削除したいノートブックを確認する。(なければ、すでに閉じている。)
※ノートブック名を忘れそうなら、念のためメモしておいてください。 - 削除したいノートブックを閉じる。(ノートブック名を右クリックする。)
※すでに閉じている場合は、この手順を省略してください。
- OneNote を閉じる(終了する)。
- エクスプローラーなどで、ノートブックの保存場所を開く。
- 先ほどの(メモした)ノートブック名と同じフォルダーを削除する。
※心配なら、ごみ箱に移動する。 - 作業完了。
これで、通常版OneNoteでのノートブック削除ができました。ごみ箱に移した場合は、ゴミ箱のフォルダーを削除すれば、完全に削除できます。
ノートブック削除の手順(無料版とOneDrive)
無料版OneNoteの、ノートブック削除の手順を説明します。なお、OneDriveに保存している場合も同様なので、こちらを参考にしてください。基本的な流れは、ノートブックを「閉じる → OneDriveを開く → ファイル削除」という順序になります。
- OneNote を起動する。
- 削除したいノートブックを確認する。(なければ、すでに閉じている。)
※ノートブック名を忘れそうなら、念のためメモしておいてください。 - 削除したいノートブックを閉じる。(ノートブック名を右クリックする。)
※すでに閉じている場合は、この手順を省略してください。
- 左上の[ファイル]タブをクリック。
- [開く]をクリック。(←閉じたいのに[開く]は、ちょっとややこしいですが…。)
- [OneDrive でノートブックを管理する]をクリック。
- ブラウザが起動し、OneDriveが表示される。
- [ドキュメント]をクリック。
- 目当てのノートブックを探す。
- ノートブックを右クリックして[削除]コマンドをクリック。
- ファイルがごみ箱に移動し、「削除しました」のメッセージが表示される。
※左側メニューの[ごみ箱]をクリックすると、削除が確認できます。 - 作業完了。
これで、無料版OneNoteやOneDriveに保存したノートブックの削除ができました。ノートブックを完全に削除したい場合は、[ごみ箱]のファイルをさらに削除してください。
削除時の注意点とは?
続いて、削除時の注意点について確認しておきましょう。
OneNote 通常版と無料版、共通の注意点。
まず、共通して注意してほしいのは、ノートブックを必ず閉じてから、作業してほしいということです。OneNoteは、ノートブックを開くと自動的にキャッシュしているからです。つまり、ノートブックを閉じないで削除すると、実体はないのにキャッシュはあるという状況になります。
ネットワークがつながっていなくても使えるのがOneNoteの特徴だから、動作上問題はないはずですが、あまり気持ちの良いものではないでしょう。
OneDrive に保存されたノートブックの注意点。
また、OneDrive に保存されたノートブック(無料版のOneNoteも含む)は、エクスプローラーからフォルダを開いても見ることができません。おそらく、本来はフォルダーやファイルになっているはずですが、ブラウザからしか見えないように制限されています。
なので、OneDrive に保存されたノートブックは、ブラウザからしかアクセスできないので注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote ノートブックの削除方法を説明しました。全体の流れとしては、OneNoteでファイルを閉じてから保存場所を開き、ファイルを削除するという順序でした。この手順を守れば安全かつ確実に削除できると思います。
最後にお話ししておきたいのは、どんなことでも手順が大事であるということです。OneNoteは非常に柔軟なアプリなので、トラブルは起きにくいとは思いますが、面倒だからといって手順を端折ることだけはやめてください。特に『削除』が絡むものは神経質になっても良いくらいです。
なぜなら、ノートブックは削除すると、二度と戻ってこないからです。なので、保存容量などで困ることが無ければ、削除しないでそのままにするのが良いと思います。全く不要になった練習用ノートブックでもない限り、残しておいて不都合はないでしょうからね。
以上、「OneNote ノートブックの削除方法」と題して説明しました。