OneNote ノートシールの使い方とは?

OneNote ノートシールの使い方とは?

OneNote ノートシールの使い方を説明します。読者対象は、ノートシールの使い方や活用方法を知りたい方です。単なる使い方の説明だけでなく、どんな時に使うと便利で効率的なのかを、わかりやすく解説しています。

OneNote ノートシールの使い方を知る意味とは?

おそらくあなたは、「ノートシールってどうやって使うの?」と思って、このページをご覧になっていますよね。確かに、シールはペタペタ貼るだけのものだから、気分で適当に貼り付けて装飾するようなイメージですよね。でも、そんなおまけのような機能ではないんですよ。

正しい使い方を理解して、うまく使いこなすと、とても便利な機能なんです。ただ、どうしても使い方そのものの想像がつきにくいと思うので、感覚的に使うのは難しいでしょう。そこで、どのように使えば便利で活用できるのかを、詳しくわかりやすく説明しました。

OneNote ノートシールの使い方のポイント。

それでは、OneNote ノートシールの使い方を説明します。7つのポイントに分けましたので、全て目を通してしっかりと頭に入れてくださいね。

ノートシールの役割とは?

まず、ノートシールの役割について確認しましょう。ノートシールは、入力文字列(手書きも含む)の行頭に付けるものです。こうすることで、見た目に目印になります。いろんな種類のノートシールがあるので、それらを使い分けて、見た瞬間に意味がわかるようにできます。

例えば、[重要]というノートシールを付ければ、見た瞬間に「これは重要なメモだ」ということが理解できるので、見落とすことが少なくなります。このように、文章を詳しく読まなくても、見た瞬間にどんな意味を持つ文章であるかがわかりやすくなるのが、ノートシールなんです。

ノートシールは3種類に大別できる

ノートシールは29個(OneNote 2013の場合)ありますが、3種類に大別できます。

  • 行頭にマークが付くシール。
    ノートシール 重要
  • 行頭にマークが付かず、背景色が付くシール。
    ノートシール 要確認
  • 行頭にマークが付き、クリックすると変化があるシール。
    ノートシール タスク

これらは、状況に応じて使い分けます。特に、クリックによって変化するタイプのシールは、使い方が他の2つとは違いますので、ノートシールは3種類あるけれども、使い方は2つであると考えてください。

ノートシールの付け方

続いて、具体的なノートシールの付け方です。基本的に、ノートシールは行頭に付くものなので、必ず文字入力したところに挿入します。例として、重要なメモに[重要]を示すシールを付ける方法をご紹介します。

  1. ページに重要なメモを記入する。
    とても重要なメモ
  2. メモを記入した行にカーソルを移動する。(場所は任意でOK)
  3. [ホーム]タブを開いてノートシールの[その他]ボタンをクリック。
    ノートシール その他ボタン
  4. 一覧が表示されたら[重要]をクリック。
    ノートシール一覧
  5. 行頭に重要(星形)のシール(マーク)が付く。
    とても重要なメモ ノートシールつき

これで、ノートシールを付けることができました。ちなみに、[要確認]と[定義]は背景に色が付くシールなので、行頭にマークは表示されません。なお、シールが付かない場合は、文字列につけているのかよく確認してください。(ノートシールを単体で使うことはできません。)

ノートシールの検索方法

続いて、ノートシールの検索方法を説明します。ノートシールは、見た目に目立つようにするだけでなく、検索してノートシールが付いている文字列を検索できるようになっています。やり方は次の通りです。

  1. [ホーム]タブを開いて[ノートシールを検索]をクリック。
    ノートシールを検索
  2. 「ノートシールの概要」作業ウィンドウが表示される。
    ノートシールの概要 作業ウィンドウ
  3. シールが付いている文字列が種類別に一覧表示されている。
  4. 文字列をクリックすると、そのページに移動する。

これで、ノートシールの検索ができました。ノートシールを付けておくと検索できるので、後々読み返す際にとても便利ですね。これが、ノートシールの最も便利なところです。単なる見た目だけの機能ではないことを、ご理解いただけると思います。

検索結果を別ページにまとめる

検索結果を別ページにまとめることができます。先ほどの「ノートシールの概要」の作業ウィンドウから作ることができ、検索結果の一覧をまとめたページを作ることができます。

  1. ノートシールを検索し、「ノートシールの概要」作業ウィンドウを表示する。
    ノートシールの概要 作業ウィンドウ
  2. 下の方にある[概要ページを作成する]をクリック。
    概要ページを作成する
  3. 新しいページが作成され、ノートシールの一覧が表示される。
    ノートシールの一覧

これで、検索結果を別ページにまとめることができました。なお、一覧はリンクノートが設定されているので、文字列の先頭に現れる OneNote アイコンをクリックすれば、シールが付いた文字列があるページを開くことができますよ。

つまり、インデックスのようなものが作れるわけですね。

どんな時に使うと便利なのか?

どんな時に使うと便利なのか考えてみましょう。シチュエーションとしては、いろいろなメモを取っている状況で、「これは重要だから、後で見返しやすいように印をつけておこう。」と思った時に、ノートシールを付けます。すると、行頭にマークが付くから目立つようになります。

さらに、ノートシールを付けたメモが複数のページにまたがっていて、それをまとめて確認したいときに、検索機能を使います。すると、作業ウィンドウに一覧表示されるので、いちいち自分で探さなくてもよくなります。

ノートシールを使えば、見た目に目立つだけではなく、後からの見返しが非常に楽になるのがとても便利なところです。つまり、ノートシールは検索機能まで含めて考えるべきだと言えますね。

変化のあるシールならこんなこともできる!

クリックすると変化するタイプのシールなら、さらに違う使い方ができます。変化するとは、具体的にいうと、クリックすることでチェックのON・OFF切り替えができることを指します。

ノートシール タスク

タスクのようなチェックを付けられタイプで、「相談、会議を設定」など、見た目にチェックマークになっているものは、すべて変化するタイプです。つまり2種類の値が設定できるわけです。

具体的には、例えば予定にタスクを設定して、完了前ならチェックなしの状態にし、完了していればチェックを付けた状態にすればいいだけです。すると、検索でチェックされていないものを一覧できるので、完了したかどうかの確認が取れるわけなんです。

※ こちらのページで詳しく説明しましたので、参考にしてください。

https://onenote.hprs1.com/onenote-zaiko-kanri/

まとめ

いかがでしたか?

OneNote ノートシールの使い方を説明しました。文字列に対して、任意のシールを付けることで設定できました。そして、シールを検索することで、簡単に後から一覧表示できるというところが便利でしたね。とても簡単に使えるので、ぜひ活用してください。

さて、繰り返しになりますが、ノートシールで重要なのは、単なる目印として付けるだけではないところです。検索を併用することで、ノートシール付の文字列に簡単にアクセスできます。メモしたことが、後々とても使いやすくなるところが、OneNote の重要な魅力です。

OneNote は単なるメモアプリではないところに気づいていただければ幸いです。

以上、「OneNote ノートシールの使い方とは?」と題して説明しました。

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