OneNote セクショングループの使い方とは?

OneNote セクショングループの使い方とは?

OneNote セクショングループの使い方について説明しました。セクショングループについて知りたい方に適した内容です。セクショングループの使い方を説明しただけでなく、具体的な活用方法も詳しく説明しているからです。

OneNote セクショングループを知る意味とは?

OneNote でセクションを作っていると、「数が増えてきたなあ、整理できないだろうか?」と思うのではないでしょうか。確かに、セクションを使うとページを整理できるので、徐々に数が増えていくのも事実ですよね。だから、このページをご覧になっていることと思います。

ところで、なぜセクションの数が増えていくのでしょうか? おそらく、しょっちゅう使うわけではないけれど、消すわけにはいかないからではないでしょうか。だとしたら、保存場所のようなものがあればよいわけですよね。まさに、そういう時にセクショングループはうってつけなんです。

そこで、OneNote のセクショングループの使い方を、詳しくご紹介します。

OneNote セクショングループのポイント。

それでは、OneNote セクショングループのポイントを詳しくご紹介します。なお、単なる使い方だけでなく、活用方法も具体的にご紹介しますよ。

セクショングループとは何か?

まずは、セクショングループについて説明しましょう。セクショングループとは、セクションタブの並びに追加されるもので、その中にさらにセクションが作成できます。フォルダーの中にサブフォルダーを作るといえば、近いでしょうかね。(あまり正確な表現ではないですが。)

つまり、セクションを束ねるものになります。ただし、見かけ上はノートブックの中に、さらにノートブックがあるような感じになります。実際にやってみないと分かりにくいと思うので、まず作り方を説明し、その後で使い方を説明しましょう。

※セクションについては、こちらで詳しく説明しています。

https://onenote.hprs1.com/onenote-sekusyon/

セクショングループの作り方

セクショングループの作り方です。削除は簡単なので、とりあえず作ってみてください。

  1. セクションタブを右クリック。
  2. ショートカットメニューが表示される。
    新しいセクショングループ
  3. [新しいセクショングループ]をクリック。
  4. セクショングループが新規作成される。
    セクショングループ
  5. 名前を入力。
  6. 作成完了。

これで、セクショングループが作成できました。このままでは中身が空っぽなので、セクショングループを開いてセクションを新規作成し、使えるようにしましょう。なお、セクショングループを作って、いわゆる入れ子にすることもできますよ。

セクショングループの使い方

続いて、セクショングループの使い方を説明します。使い方はとても簡単で、名前の部分をクリックするだけで開くことができます。セクショングループを開くと、ノートブック名の下にグループ名が表示されて、一目で分かるようになっています。

ただし、ちょっと違うのが、元の親にあたるセクションに戻るときです。セクションタブの左端にある、上向きの矢印をクリックしてください。

セクショングループ 戻る矢印

すると、元のセクションに戻ることができますよ。もし、グループの中にグループを作って、入れ子にしている場合は、何度か矢印をクリックすれば元のセクションに戻れます。

セクショングループの削除方法

セクショングループの削除方法を説明します。削除はとても簡単で、ショートカットメニューから、[削除]を選ぶだけです。手順は次の通りです。

  1. 削除したいセクショングループを右クリック。
  2. ショートカットメニューが表示される。
    セクショングループの削除
  3. [削除]をクリック。
  4. 確認メッセージで[はい]をクリック。
    セクショングループ削除の確認
  5. 削除が完了。

これで、セクショングループが削除できました。実際にはごみ箱に移動するので、完全削除はごみ箱を空にしたときです。なお注意してほしいのが、セクショングループを削除すると、中に含まれるセクションも同時に削除される点です。

また、ごみ箱に移動すると、セクショングループは消滅します。元に戻すときは、改めてセクショングループを作成してください。

セクショングループの活用方法

セクショングループの活用方法について説明します。どんな活用方法があるのか、できるだけ具体的にご紹介しました。

過去セクションの保存用

過去セクションの保存用に使ってみましょう。これまでにいろいろとメモしたページを、セクションでまとめてあると思うので、「今後めったに使わないかもしれないけれど、削除するわけにはいかないなあ。」というセクションがあったら、セクショングループに移動しましょう。

セクショングループの名前は、例えば「2016年資料」のように年代にしても良いと思います。さらに、グループの中にグループを作ることもできるので、「資料アーカイブ」と名前を付けて、その中に年代のグループを作っても良いでしょう。

セクショングループ例:バックナンバー

こうすれば、すぐ手元に保管することができますね。データは手元にないと、「面倒だから今度でいいや」となりがちなので、活用という点でもメリットがあると思いますよ。

ひな形の保存用

ひな形の保存用に使ってみましょう。例えば、報告書を OneNote で作っている場合に、セクショングループを作ってそこに保管する手もありますよ。ひな形をそのまま出しておいてもいいんですが、ちょっと隠しておけば、間違ってひな形に書き込んでしまうことが無くなるでしょう。

セクショングループ例:ひな形

複数のひな形があれば、それを「各種ひな形」というセクションを作って、セクショングループに保管しておけば邪魔になりませんね。

教師が使う時の例

教師が使う時の例を考えてみましょう。セクショングループは、名前を「1年生」、「2年生」というように学年にします。そしてその中で、それぞれ担当教科のセクションを作って、授業のメモや板書を書き込みます。複数の学年を担当することが多い教師の方なら、便利だと思いますよ。

セクショングループ例:教師用

セクショングループを使う際のコツ

セクショングループを使う際のコツについて触れておきましょう。ここまでの説明でお分かりだと思いますが、セクショングループは、『普段の使用頻度が極めて低いものを入れておく保管場所』という使い方が、分かりやすいと思います。

ただし、教師用の場合は少し趣が違いますね。どちらかというと、積極的に切り替えて使うことになりますが、強くはおすすめしない使い方です。私の経験上、1・2回でも切り替えが入ると、それだけでとても面倒に感じるからです。

OneNote のようなアプリは、少しでも面倒に感じると億劫になってしまうことでしょう。つまり、だんだんと使わなくなってしまうということです。その点に注意して、セクショングループを使ってほしいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote セクショングループについて説明しました。セクショングループの作り方、使い方、削除方法、活用方法の順番でしたね。これで、セクショングループについて、一通りご理解いただけたのではないかと思います。

なお、セクショングループは必須の機能ではありません。セクションが増えすぎて管理に困った時など、必要性を感じたときだけ、使っていただければよいと思います。つまり、OneNote をかなり使いこなしている方向けといえるかもしれませんね。

以上、「OneNote セクショングループの使い方とは?」と題して説明しました。

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