OneNote
のプラグインについて説明しました。OneNote の機能拡張に興味のある方にご覧いただきたい内容です。プラグインの種類について紹介しただけでなく、おすすめのプラグインについて詳しく説明しているからです。
OneNote のプラグインについて、知る意味とは?
あなたは、「OneNote にプラグインはあるんだろうか?」と疑問をもってこのページをご覧になっていると思います。OneNote はそれだけで十分使えますが、もうちょっと機能が拡張できるとさらに便利になりますからね。
ところで、『プラグイン』をキーワードに検索しても、あまりこれといったページが見つからなかったのではないでしょうか。なぜなら、OneNote では『プラグイン』ではなく『アドイン』だからなんです。したがって、アドインで調べるといろいろと見つかりますよ。
ですが、せっかくこのページにお越しいただいたので、アドインをご紹介します。なお、分かりやすいように、プラグインとして説明しますね。
OneNote のプラグイン、有用な使えるものをご紹介。
それでは、OneNote のプラグインで、有用な使えるものをご紹介します。なお、詳しい情報はアドインのページで詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。
https://onenote.hprs1.com/onenote-adoin/
Onetastic
Onetastic は、OneNote にマクロ機能を追加できるプラグインとして有名です。しかし、実際にはマクロ以外の便利な機能も多数追加されるので、OneNote の機能拡張プラグインと考えたほうが正しいと思いますよ。具体的には、以下のような機能が追加されます。
- OneCalendar(カレンダー)
- Favorites(お気に入り)
- Custom Styles(カスタムスタイル)
- Crop(画像のトリミング)
- Select Text From Image(画像内テキストの選択)
- Rotate Printout(印刷イメージの回転/反転)
- Macro(マクロ)
OneNote 学習ツール
OneNote 学習ツールは障がいを持つ学生を支援するためのプラグインです。文章の読み書きを簡単にするためのサポート機能が追加できます。具体的には、以下の機能です。
- Immersive Reader
ページ上のテキスト(画像内の文字も含む)を読み上げてくれます。 - Dictate
音声入力ツールです。(日本語を話すとローマ字になります。)
OneNote クラス ノートブック
OneNote クラス ノートブックは、学校の授業で使う学習用のプラグインです。ページやセクションを生徒に配布したり、生徒の作業の様子を確認してコメントを書き込んだりできます。ただし、利用には教育用のアカウントが必要です。
Microsoft Mathematics Add-in 2013
Microsoft Mathematics Add-in 2013 は、OneNote に数学用の各種機能を追加できるプラグインです。教育用のツールで、インストールすると以下のようなことができるようになります。
- 乗根や対数など、標準の数学関数の計算
- サインやコサインなど、三角関数の計算
- 微分積分、極限、および級数の和や積の算出
- 逆元、加算、乗算など、行列演算の計算
- 複素数の計算
- デカルト座標や極座標での 2 次元グラフの作成
- デカルト座標、円柱座標、および球面座標での 3 次元グラフの作成
- 等式および不等式の計算
- 一連の数値に対する統計関数 (モードや分散など) の計算
- 多項式や整数の因数分解
- 代数式の簡約または展開
Send to Sway
Send to Sway は Microsoft Sway に OneNote のデータを送信するためのプラグインです。Sway は新しい Office アプリで、プレゼンテーション資料が作成できます。超お手軽な PowerPoint と表現すれば分かりやすいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote のプラグインには、どんな種類があるのか説明しました。Onetastic、OneNote 学習ツール、OneNote クラス ノートブック、Microsoft Mathematics Add-in 2013、Send to Sway といったプラグインを紹介しました。
繰り返しになりますが、OneNote ではプラグインではなくアドインと呼ばれているので、今後はアドインという言葉で探していただくと、機能拡張について調べることができますよ。
以上、「OneNote のプラグイン、どんな種類がある?」と題して説明しました。