OneNote
でペンを使おうと思っていますか? タブレットPCと組み合わせてデジタイザペンを使う方法について説明しているので、このページを読んでもらえば OneNote でのペンの使い方が分かりますよ。
OneNote はペンでさらに便利になります
OneNote でペンを使うと、とても便利に使えるようになりますよ。ぜひ、タブレットPCのようにデジタイザペンが使えるパソコンを用意して使ってみてほしいです。パソコンがとても使いやすくなって、使い方がガラリと変わりますから。
ペンで何ができる?
OneNote でペンを使うと以下のようなことができますよ。
- 文字を書くことができる
- 図形や絵を描くことができる
- 資料にメモを取ることができる
- 範囲選択が簡単にできる
- OneNote を操作できる
基本的には上の5つぐらいですが、うまく使いこなすと OneNote が驚くほど便利に使えますよ。
ペンの具体的な使い方は?
では、OneNote でペンを使うと、具体的にどんなことができるのか見ていきましょう。
文字を書くことができる
OneNote でペンを使うと文字が書けます。これは当然といえば当然だし、ほとんどの人はすぐに思いつくと思います。
ところが、単に文字が書けるだけではないんです。書いた文字は『テキスト』として扱うことができます。つまり、手書き文字が OneNote にも文字(テキスト)として認識されるんです。しかも、特別なことをしなくても、自動的に文字として認識するようになっているんですよ。
つまり、手書き文字でも検索機能が利用できるということです。手書きした後に、右上の検索ボックスにキーワードを入れて検索してみてください。
こんな感じで手書き文字が認識されますから。
こんな感じでテキストの代わりになるので、タイピングより手書きのほうが早い人はぜひ利用してほしいですね。また、手書きが文字をテキストに変換してしまうこともできますよ。
手書き文字を選択して[インクからテキスト]のボタンをクリックするとテキストに変換できます。
図形や絵を描くことができる
OneNote でペンを使うと図形や絵を描けます。ペンは太さが9種類と色が52種類選べるので、ちょっとしたものなら不足なくかけると思いますよ。
ただ、OneNote は忠実に紙を再現しているので、塗りつぶしの機能はありません。(自分でがんばって塗ってくださいね。)でも、ペイントやフォトレタッチの代わりができるほどの能力はないので、過大な期待はしないほうがいいと思いますよ。
資料にメモを取ることができる
OneNote に PDF や webサイトなどを貼り付けて資料を作ることがあると思います。通常だとそれを見るだけで終わると思うんですが、必要であればペンを使ってメモが取れます。
こんな感じに、資料の一部について説明を書き込むことができます。さらに、資料を共有している場合は、書き込んだ内容が見ている人全員に反映されるので、会議などで威力を発揮することができますね。
範囲選択が簡単にできる
OneNote でペンを使うと範囲選択がとても簡単です。やり方は簡単で、ペンのサイドボタンを押しながら範囲選択すると、自動的に『なげなわ選択』に切り替わるので、対象物の形に合わせた選択ができますよ。
※なげなわ選択の画像が作りにくいので、選択した後の状態になっています。
このようにマウスだと選択しにくいいびつな形でも、ペンならなげなわ選択が簡単に使えるので、きれいに選択することができますね。
OneNote を操作できる
通常 OneNote はマウスで操作すると思いますが、それをすべてペンによる操作に置き換えることができます。特別なことはなくて『タップ』や『ダブルタップ』すればいいだけです。もし、右クリックしたいときは、サイドボタンを押しながらタップしてください。
すると、右クリックしたときと同じショートカットメニューが表示されます。後は、そのままタップすれば操作を実行できますよ。
こんなときペンが便利ですよ
OneNote でペンを使うと便利なのは、やはりノートに貼り付けた資料に対してメモを書き込むときだと思います。
なぜかというと、これをマウスで操作した時にかなり面倒だからです。
見た目はかなりきれいに作れるんですが、丸の図形を描いて、矢印を引いて、「ここを書き換える」というように入力すると、かなりの時間を要してしまいます。だから、ちょっとしたメモのときにペンを使うとすごく便利なんですね。
ペンを使うときに必要な機器は?
ペンを使う場合に必要な機器で、最適なものはタブレットPCです。中古でたまに見かけるので、そういったものを購入するのも手だし、最新のものであればやはりマイクロソフトの Surface や VAIO の製品ですね。
他の方法だと、外付け型のペンタブレットを使うこともできます。ただ、ペンタブレットの場合は、かなり練習しないと字を書くのは容易ではないです。私はやってみたことがあるんですが、リモートで字を書く感覚になるので、本当に書きづらかったですね。
あと、タッチパネルでペンの形をした器具を使う方法もあります。ただ、この方法の場合、デジタイザペンを使うものの感覚には程遠いので、非常に書き味がよくないです。なので、できるだけデジタイザペン(電磁誘導ペン)が付いた製品を使ってほしいです。
※当サイトでタブレットPCについて紹介しています。
https://onenote.hprs1.com/category/tablet-pc/
ペンは無理して使うものではない?
ここまでペンの使い方についてお話ししましたが、ペンを積極的に使うことでかえって OneNote が使いにくくなることがあります。なので、無理して「何が何でもペンで操作するんだ!」と意気込まないようにしてほしいんです。
例えば、手書きよりもタイピングのほうが早ければ、タイピングで入力すべきだと思います。手書きを使うのは、多分全体の2割以下ではないかと思いますよ。
要するに、タイピングやマウス操作が基本だけれども、ペンのほうがやりやすい場合に限ってペンを使えばいいんです。あくまでペンは操作の補助と考えてください。もちろん、ペンですべてやったほうが早いとか便利だというのであればそちらのほうがいいと思います。
用途に合わせて最適な使い方を見つけておくとかなり効率がよくなりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote はペンを使うことで実力が120%引き出されるようになるので、とても便利になります。タブレットPCなどのペンを使える環境が必要にはなるものの、確実に操作が楽になり仕事の効率がよくなりますよ。
以上、「OneNote でペンを使うには?」と題して説明しました。