OneNote が使えないときどうする?

OneNote が使えないときどうする?

手元に OneNote がないときどうしたらいいのか? さすがにどうすることもできなさそうですが、それでも何かできそうです。OneNote の代わりは無理ですが、つなぎとしてどんなものが使えるのか考えてみました。いざというときの参考になりますよ。

OneNote の代わりを見つけよう

いつも OneNote を使っているけれど、パソコンを忘れたなどでたまたま使えない状況があった時に、何か代わりになるものがあれば便利ですよね。代わりってあるんでしょうか? また、情報を渡そうとした相手が OneNote を持っていないときもいったいどうすれば...。

OneNote の使い方を検証

まず最初にするべきことは、OneNote の使い方を検証して、どんな機能が必要なのかを整理することです。では、OneNote にどんな機能があるのか具体的に考えていきましょう。

文字入力機能

文字入力は、OneNote の基本的な機能ですね。単純にテキストとして入力するのであれば、『メモ帳』などでも代用できます。とにかく文字が入力できて、それをテキストとして扱うことができるアプリであれば、何でもよいと思います。

手書き入力機能

手書き入力は、OneNote をタブレットで使っているときの独自機能です。なので、何かで代用するのは難しい可能性があります。というのも、OneNote に手書きした時と画像や図として OneNote に貼り付けたときとでは、扱いが明らかに違っているからです。

直接 OneNote に手書きした時と比べて画像や図になっているときは、文字としての認識がスムーズでなかったり、認識率が下がったりしてしまいます。それでも全くダメではないので、画像として保存できるアプリであれば、代用はできるんじゃないでしょうか。

ただし、OneNote に貼り付けることを考えたら、画像の形式は bmp、png、jpg などの汎用性の高いものがよいと思います。(特殊な形式や専用形式は避けたほうがよさそうです。)

画像の貼り付け機能

OneNote は Word や Excel のように他のアプリから画像を貼り付けることができます。また、画像ファイルを貼り付けることもできます。なので、汎用性の高い形式の画像であれば、特に心配はいらないと思います。(手書き入力機能のところも目を通してください。)

作図機能

OneNote の作図機能はそんなに大した機能ではないので、ほかのアプリで作成してそれを貼り付けるということで問題ないと思います。こちらも汎用性の高い画像形式であればそれで十分だと思います。

ただし、あくまで画像として貼り付けるので、OneNote では修正ができません。あとから修正が必要な作図をしたい場合は、とりあえず図を作って画像として保存しておき、それを見ながら改めて OneNote で作図するしかないですね。

作図機能をそのまま再現することはさすがに不可能です。それでも少しでも近い形式で作りたいなら、Word や Excel などマイクロソフトの Office 製品で作って保存すれば、ほかのアプリで作るよりはいいんじゃないでしょうか。(同じ会社ですからね。)

Outlook との連携機能

このサイトをよくご覧になっている方なら OneNote が Outlook と連携することをご存知だと思います。ただ、さすがに連携機能までを代用できるものはないですね。なので、予定をメモ帳や Word や Excel などのアプリにメモするしかないと思います。

だけど、もし Outlook だけでもなんとかなるようなら『タスク』だけ設定してしまうのも一つの手です。でも、「普段使っているのに Outlook はあるけど OneNote だけがない」という妙な状況は考えにくいですけどね(汗)。

適したアプリを探す

OneNote そのものの代わりを探すのは難しいので、OneNote が使える状態になるまでの”つなぎ”としてのアプリで考えると、

  • 文字しかない・・・・メモ帳で十分対応できる
  • 画像や図がある・・・Word や Excel で対応できる

ということになると思います。

OneNote が使えないときにこれらを使えば、とりあえずは何とかなるんじゃないかと思いますよ。

他のアプリで代用した後はどうする?

他のアプリで代用した後は、OneNote が使えるようになった段階で、ノートにテキストや画像を貼り付ければそれでよいと思います。もちろん、自分の好みや分かりやすさを基準にして、テキストや画像の配置は変更してください。

なお、テキストについては後から配置しなおすことを考えると、やや細かく”コンテナ”に分けたほうがやりやすいかもしれないですね。(もちろん全部いっぺんに貼り付けた後でも、細かくコンテナに分けることはできますよ。)

OneNote を相手が持っていないときはどうする?

これまでは、何らかの理由で自分が OneNote を使えないときにどうするかを考えましたが、データを渡したい相手が OneNote を持っていなくて使えない場合について考えます。

この場合は、そのまま OneNote 形式のファイルを渡しても開けないので、相手が開けるであろうと思われる形式で保存する必要がありますね。多分確実なのは、PDF かメールです。

  • PDF・・・・業界標準でもあるので、まず問題ないでしょう。
  • メール・・・HTML形式のメールを読める状態であれば問題ないです。

どちらの場合も、OneNote の表示される内容をそのまま伝えることができるので、編集ができない点を除けば、かなり有力だと思いますよ。

※詳しいやり方については別記事で特集予定です。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote が使えない状態の時に、これで何とかできるんじゃないでしょうか。OneNote の代用をできるものはないですが、少なくともテキストはどうとでもなるので、メモ帳などをうまく活用してください。

情報を渡したい相手が OneNote を使えない場合も、PDF やメールなど出力をうまく変えることで対応できると思います。こうしてみると OneNote はなかなか柔軟なアプリですよね。

以上、「OneNote が使えないときどうする?」と題して、考えてみました。

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