HP 2730p はどんなパソコン?

HP2730p

タブレットPCは少数派なので、どんな製品があるのか分かる方は多くないと思います。そこで具体的に製品をご紹介しています。今回は日本HPの HP 2730p です。

コンパクトさが魅力の HP 2730p

日本HP

といえば昔からタブレットPCに力を入れてきました。タブレットPCとしてかなり完成度が高い製品ですが、どんな特徴があるんでしょうか?

HP 2730p の特徴とは?

このタブレットPCは2008年10月に発売されたモデルで、Core 2 Duo SL9400を搭載している世代です。かなり古いモデルですが、中古で見つけることができればかなり低価格で入手できます。(私が初めて購入したタブレットPCで、個人的にはちょっと思い入れがあります。)

スペックを簡単にまとめると

  • CPU:Core 2 Duo SL9400
  • 画面サイズ:12.1インチワイド(反転折り畳み式)
  • タブレット機能:デジタイザペンのみ(タッチは無し)
  • メモリ:最大8GB
  • HDD:120GB
  • 光学式ドライブ:なし
  • 拡張スロット:Expressカード54、SDカードスロット
  • OS:Windows Vista Business または Windows7 Professional

こんな感じです。スペック的にはHDDの容量が少ないことを除けば悪くありませんね。また、出荷時期によってSSDが搭載されるなどスペックが違いますのでご注意を。

※現在HPからめぼしいタブレットPCが出ていないので、新品については Lenovo の製品を参考にしてみてください。

使ってみると?

スペックは悪くないんですが、標準状態で使うとはっきり言ってとても遅いです(汗)。一番の原因はHDDの遅さなんです。1.8インチの低速なHDDのためにWindowsが起動するまでに数分間を要することもあるんですよ。

そこで、私はそれを克服するためにSSDに交換することを考えて、かなり勉強しました。そして、SSDに交換することで起動が30秒ぐらいになったことを覚えています。それでもSSDとしては遅いほうですが、それにはワケがあるんです。

搭載できるドライブのサイズが 1.8インチで、これはとても特殊なサイズなんです。だから選択肢が少ないんですが、現在ではほぼ入手不可能だろうと思います。なので、このタブレットを購入する際は、遅いのを我慢するか、工夫してSSDを搭載する必要があるんです。

SSD搭載に必要な工夫とは?

ここの内容はHDDで我慢する方にはあまり関係がないので読み飛ばしていただいてもかまいませんが、SSDに交換したい方はぜひ一通り目を通してください。

1.8インチのSSD、厳密にはMicroSATA対応の1.8インチSSDを今入手するのは困難なので、同等かそれより小さい大きさのSSDを、変換基盤を使って接続します。具体的にはmSATAという規格のSSDをMicroSATAに変換します。

mSATA規格のSSDは各社からまだ販売されているので何とかなりますが、変換基盤は世田谷電器の『AR-MSAMIS』というものしかなさそうです。なので、生産中止にならないうちに購入しておかないといけません。

パーツを手に入れたら後は交換ですが、パソコンの裏側のふたを開けて取り付け状態をよく確認すれば、さほど難しくはないと思います。ただ、サイズがぴったりではなくなるでしょうから、多少の工夫はいるかもしれないですね。

Windows10で快適動作!

インストールするOSはできればWindows10がいいと思います。無償アップグレードができるうちであればWindows7モデルを購入してさっさとアップグレードしたほうがいいと思いますよ。実際、私はとても快適に使っていますから。

SSDに換装してWindows10をインストールすれば十分現役で使えます。かなり軽快で高速に動きますよ。ただし、メモリを4GB以上積まないとそうはなりません。私の場合は8GB搭載しているので相当快適です。

でも、メモリもまた面倒で、規格がDDR2なので新品だと2GB2枚しか手に入りません。なので8GBにしたい場合は、4GB2枚を中古で手に入れる必要があるんですよ。もう生産も販売もしていないので、こればっかりはどうしようもないですね...。

Windows10で使う際のポイント

もし、指紋認証も使いたいならちょっと怪しいドライバを入手する必要があります。厳密にいうと怪しい場所からとなりますが、ドライバ自体はちゃんとしたメーカー製です。

Google検索キーワード:『WBF3.4.4.1027』

ファイル名一覧が表示されるページです。そこで、WBF3.4.4.1027.zipをダウンロードすればよいと思います。(ThinkPad X200 など同じタイプのものにも使えますよ。)

このドライバは AuthenTec という指紋認証デバイスを作っていた会社のものですが、アップルに買収されてからドライバが非公開になってしまいました。非公開になる前に入手していたユーザーがこっそりと公開しているようですね。

ちなみにほかのドライバは日本HPや Intel からダウンロードすれば手に入ります。

2730pでOneNoteを使うと?

Windows7以上であればおそらく快適にOneNoteが使えることと思います。Windows10であればワコムペンという調整ツールが標準で使えるので、細かい調整ができますよ。タッチ操作は非対応ですが、ペン操作は結構快適です。

OneNoteも快適なんですが、これはあくまでWindows10でメモリ4GB以上でSSDという条件だからです。そこまで投資するかどうかがポイントになるでしょうね。私の場合は購入当時に投資済みだったので、そのまま生かされたというわけです。

実はちょっと訳あり

私は2730pを発売当時に新品で購入しました。しかし、2015年の10月ごろに故障しました。そこで、メモリやSSDがもったいないと思って中古を探したんです。そしたらたまたま状態の良いものを見つけることができ、購入しました。

金額は16,800円だったので、修理することを考えたらお得だと思いますね。なので、現在の2730pは2代目(2台目)というわけなんですよ。まあ、こんな個人的な話はどうでいいですかね(笑)。

※中古パソコンの購入については、こちらのお店が参考になりますよ。

まとめ

いかがでしたか?

2730pは十分使えるコンバーチブル型タブレットPCなんですが、快適に使おうとすると、それなりに手を入れてやらないといけません。なので、『組み立てノートPC』みたいな雰囲気で楽しんで挑戦できる方じゃないとお勧めできないですね。

でも、頑張って快適に使えるようになったPCはとても愛着がわいて楽しいもんですよ。修行にはなりますが、一度は挑戦してほしいですね。確実にパソコンに詳しくなれますから。

以上、『HP 2730p はどんなパソコン?』と題してご紹介しました。

他のコンバーチブル型タブレットPCについても紹介しているので、ぜひ見てくださいね。

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