タブレットPC
を持っていますか? 買ったことのない方だと、どんな製品があるかが分からないと思うんです。そこで、購入を検討している方はこのページを参考にしてみてください。
どんなタブレットPCを選べばよいのか?
私は長い間(2008年ごろから)コンバーチブル型のタブレットPCを使い続けていますので、ある程度は選ぶポイントが分かります。特に中古で購入する際のポイントをご紹介しますので、損することなくお得に手に入れることができると思いますよ。
コンバーチブル型タブレットPCとは?
コンバーチブル型タブレットPCがどんなものかというと、通常のノートパソコンの画面がデジタイザペンによって操作できるようになっているもので、画面を反転させることでノート型にもタブレット方にも変幻自在な製品です。なので、『コンバーチブル』なんですね。
普通のタブレットPCの場合は、画面と本体が一緒になった1枚ものですので、そこが大きく違います。ちなみに、OneNoteはデジタイザペンが使えれば、どんなタブレットでも使いやすいですよ。(タッチ画面だけだとちょっとつらいです。)
なぜ中古なのか?
『中古』という文字がタイトルにも含まれていますが、なぜ新品ではないのかというと理由はかなり単純です。そもそも新品の選択肢がほとんどないからです。一時はいろんな種類があったんですが、各社が1枚もののタブレットに移行してしまったので、数が減りました。
執筆時点でコンバーチブル型タブレットPCの新品は、富士通とパナソニックしか販売していません。なので、選択肢を増やしつつお得に購入しようとなると、中古しか選べないのが現状なんですよ。
中古で大丈夫?
中古に拒否反応を示す方もいらっしゃると思いますが、決して悪いものばかりではないんですよ。特にコンバーチブル型タブレットPCは、まず個人で買う人があまりいないので、法人で大量導入されたものがほとんどです。そのためか扱いが結構良いんですよね。
なので、案外と安心して使えます。業務で使っているとはいえ、特殊なパソコンなので、結構大事に使っているみたいなんですよ。私は中古で入手するんですが、B級の新品といってもバレないぐらいに上等なものが手に入りましたよ。
「だったら売るなよ」とか思っちゃいますが、普通の法人はリースなので5年で放出するのが一般的です。だから、使えるかどうかではなく一定期間で手放すんですよ。
選ぶ際のポイントは?
では具体的にどんなところに気を付けて選べばよいのか中古タブレットPCならではのポイントをご紹介します。
スペックはどうか?
パソコンにある程度詳しい方ならスペックに目が行くと思います。当然良ければよいに越したことはないですよね。年代が同じならどのメーカーも大体同じなので、そんなに大差ないと思うんですが、気になる方は細かいところまでチェックしてみてください。
また、私の場合はメモリやSSDを入れ替えるので、どのような取り付け方をしているのかも事前に調べています。特に、HDD が1.8インチなど特殊な場合は交換が難しい場合もあるので、部品交換を視野に入れている方は気を付けてほしいところです。
なるべくならWindowsを64bitで使いたいので、メモリが4GB以上あるほうが間違いなく安心です。できれば増設して8GB以上ほしいところですね。また、最新機種に比べると性能で劣る中古なので、SSDに換装して高速化するのがベストだと思いますよ。
付属品がそろっているか?
普通、中古パソコンならACアダプターやリカバリーディスクなど付属品がそろっているか確認するのは当たり前だと思うんですが、タブレットPCならではの大事なポイントがあります。それは、『デジタイザペン』です。
ペンがなければそもそもタブレット機能が使えないので、これは大事なポイントです。たいていは単体で購入できますが、メーカーによってはかなり高価な場合があるので、確実にチェックしておきたいところですね。
また、ペンの表面処理の関係で経年変化によってベタつくものがあったりするので、ちょっと神経質な人はその辺も確認しておいたほうが良いと思いますよ。どうしても気持ち悪いと思えば新品のペンを購入するのも一つの方法です。
画面はきれいか?
タブレットPCである以上、画面に直接触れるので、傷の有無が気になるところです。実店舗であっても通販であってもここはお店がかなり気を使っている部分なので、問題ないとは思うんですが、一応チェックするようにしてくださいね。
もし、ほとんどわからない程度の小さい傷があるようなら、買っても損はないと思います。私の場合は、表面に保護フィルムを貼っていますが、これがぴったりと密着して傷を完全に見えなくしてくれるんです。
なので、画面のわずかな傷のために安くなっているようならそれはズバリ「買い」ですよ。なお、フィルムを貼るのが苦手という方のために、貼り方について特集する予定です。
バッテリーは大丈夫か?
中古パソコンの場合、バッテリーは保証対象外のお店がほとんどです。「動作確認はしたけどいつまで寿命が持つかは知らないよ」みたいな感じです。これは、以前のオーナーがどんな使い方をしていたかで決まる消耗品なので、仕方ない部分ですね。
なので、購入後に明らかにバッテリーが弱っている場合は新品に入れ替えればよいです。メーカー純正品がベストですが、「高い!」と思う方は互換品もあります。私も互換品を使っていますが、今のところは問題ありませんね。
互換品を使うときの注意点は、単純に言うと「極端に安いもの」は買わないということです。うまく見つけると、日本製のバッテリーセルを採用していても安いものが手に入ります。ポイントは日本メーカーのセルを使っているかどうかですね。
OSの対応状況も要確認!
今中古パソコンを買うなら Windows10 が使えるかどうかが大事なポイントです。普通ならまず問題はないはずです。一番気を付ける点は『指紋認証』のドライバがあるかどうかですね。WBFドライバと呼ばれるものがあれば、Windows標準機能で利用できますよ。
なお、細かい対応状況は機種別の記事を準備しますので、そちらを参考にしてください。
中古タブレットPCの相場は?
いくらぐらいが適正価格なのかは分かりませんが、経験的に15,000円~50,000円ぐらいの範囲に収まるみたいですね。そこそこのものを求めると、30,000円~40,000円ぐらいのものがバランスが取れているように思います。
この価格帯なら、極端に古くなく比較的きれいで性能も割と良いものが手に入ると思われるからです。もちろん、お店によって条件が違ったり特売をやっていればその限りではないので、常にアンテナを張って情報を入手する必要があると思いますよ。
まとめ
いかがでしたか?
私なりの基準を挙げてみました。中古の場合は何を重視して何をあきらめるかという選択がある程度必要になります。趣旨がタブレットPC選びなので、そのあたりを重視した感じにしましたが、もちろんあなた自身の基準で選ぶのが一番だと思いますよ。
以上、『中古タブレットPC選びの超重要ポイントとは?』と題して説明しました。
個々の具体的な機種についても説明していますので、そちらも合わせて御覧ください。