OneNote
で論文を書く方法について説明しました。論文を何で書こうか迷っている方や、Word で論文を書いていて今一つ使いにくいと思った方はぜひご覧ください。OneNote を使うと論文の作成がとても楽になることが分かりますよ。
OneNote なら楽に論文が書けます
論文を書くのは苦労しますよね、文章を書くのはなかなか大変ことですから。ところで、どんなツールを使って書いていますか? もし、今使っているツールが使いづらいなら、OneNote を使ってみてはいかがでしょうか。きっと書くことが楽になりますよ。
OneNote の機能をおさらい
念のため OneNote の機能について確認しておきましょう。あまり詳しくない方は目を通してもらって、十分ご存知の方は読み飛ばしていただいて構いませんよ。
さて、OneNote で何ができるかというと、文章を書くことができます。単純にいえばそういうことなんですが、画面に表示されているものはすべて取り込むことができたり、タブレット機能で手書き入力ができたりと、かなり直感的で便利に使うことができますよね。
また、構成は『ノートブック』と呼ばれるファイルに『セクション』という区切りと『ページ』と呼ばれるノートの記入部分に分かれています。メモ帳やワープロのように一続きの使い方だけではないわけです。ちょっと 3D 的な感じでしょうかね。
なぜ OneNote で論文を書くのか?
なぜ使い慣れたツールをやめてでも OneNote で論文を書くのを勧めるかといえば、先ほど説明した構成が、論文によく合うからなんです。論文自体にはいろいろな書き方があると思いますが、形式はある程度決まってくると思います。
この形式が OneNote の構成とうまく合うんです。どういうことかというと、論文の『章・節・項』が、ちょうど『セクション・ページ』にはまるんですよ。と言われても、ピンと来ていない方の場合は意味不明だと思うので、次に具体的な方法をご紹介しますね。
具体的にどうやって論文を書く?
それでは具体的な手順の例をご紹介します。入れ物になる部分のノートの作り方を順番に説明しました。ややこしい設定は何もないので、とっても簡単にできますよ。(なお、論文自体の書き方は簡単に調べが付くと思うので、ここでは省略しますね。)
1.論文用のノートブックを新規に作成
ここでは『論文用』とします。
左上の[ファイル]タブをクリックして、[新規]をクリックします。ノートブック名を入力したら、[ノートブックの作成]をクリックします。
2.セクションに名前を付けます
ここでは『第一章』とします。
タブを右クリックしてショートカットメニューの[名前の変更]で書き換えができます。
3.ページに題名を付けます
ここでは『第一節』とします。
日付の上にある枠に入力すると、自動的に右側のタブにも表示されます。
※ 画像は横方向を縮小しています
4.必要な場合はサブページを作ります
さらに項が必要な場合はサブページを追加することで対応できます。
ここでは『第一項』とします。
[ページの追加]で1ページ追加した後、追加したページのタブを右クリックして[サブページにする]をクリックするとサブページに切り替わります。
※ 画像は横方向を縮小しています
5.ページに文章を入力する
これで器はできたので、後はページに文章を書けばそれでいいです。ちなみに、ページの好きなところから文章を書けるので、任意の場所をクリックして文字を入力してください。
このようにすると、各まとまりごとに独立して管理できます。なので、最終的に一続きにする場合でも、入れ替え組み換えが簡単にできるんですね。画像やメモも挿入しやすいし、これを Word 文書に変換するのも簡単だし、他社のワープロにテキストをコピーするのも簡単ですよ。
OneNote は自由に使えるので、こちらで手順を説明したものの、自分流の使い方が見つかったらぜひそちらを優先すればいいとおもいます。もちろん、慣れていない方は分からないと思うので、最初は手順通りにやってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote は直感的な操作がとてもしやすいので、思いついたアイディアをどんどんメモしやすいのが大きな特徴です。なので、論文などの文章を書くときにとても便利なんですね。いろいろな使い方ができるうちの一つとして、参考にしていただければ幸いです。
以上、「OneNote で論文を書くには?」と題してお話ししました。