OneNote を削除(アンインストール)するには?

OneNote を削除(アンインストール)する

OneNote削除(アンインストール)する方法を説明しました。オフィスの中で、OneNote のみ削除する方法をお探しの方に適しています。OneNoteに限らず、特定のアプリだけを削除する方法を詳しく説明しているからです。

OneNote を削除(アンインストール)する意味とは?

何らかの理由で、OneNote を削除(アンインストール)しなくてはいけないことがありますよね。でも、「どうやら OneNote だけをアンインストールするのは、簡単じゃないなあ。」と困って、あなたはこのページをご覧になっていると思います。

ところで、理由はどうあれ OneNote だけを削除するということは、オフィスの中で、ある特定のアプリだけを削除するという意味になります。しかし、これは非常に面倒くさい手順が必要です。なぜなら、Microsoft Office は 2013 以降からインストール方法が大きく変わったからです。

そして、その影響でアンインストールも従来とは変わっています。そこで、アンインストールに関して知っておくと損をしない情報をご紹介していきましょう。

OneNote を削除するときのポイント。

それでは、OneNote を削除するときのポイントをご紹介します。なお、2010 バージョンをお使いの方と、2013以降のバージョンをお使いの方がいらっしゃるので、両方に対応できるように、それぞれの場合に分けて説明しています。

どんな方法でインストールした?

アンインストールは、インストールの方法によってやり方が変わってきます。Office はバージョンによってインストール方法に差があります。そして、その方法によって OneNote のみを削除できるのか、あるいは Office 全部を削除するかが決まります。

まず、Office 2010 までは、個別にアプリを追加削除できます。つまり、OneNote だけを削除するということが簡単にできます。ですが Office 2013 以降は、一般的なインストール方法では強制的にすべてのアプリがインストールされます。

そして、削除も全部いっぺんにということになります。なので、インストール時に必要なものだけを選択するという方法しか取れないんです。つまり、全部インストールした後に特定のアプリを消すことはできないということなんですよ。

※選択インストールについては後でお話ししますね。

具体的な OneNote の削除方法は?

では、どのようにして削除するのかお話しします。バージョンによってやり方が違うので、場合分けしてご紹介しますね。

Office 2010 以前の場合

  1. [コントロールパネル]を開く。
  2. [プログラムのアンインストール]をクリック。
  3. 一覧から Office を見つけて選択し、上部の[変更]ボタンをクリック。
  4. [機能の追加/削除]を選んで[続行]ボタンをクリック。
  5. 削除したいアプリをクリックして[インストールしない]を選ぶ。
  6. [続行]をクリックすると削除が完了する。

こうすると、特定のアプリだけを削除できます。手順さえ理解できれば簡単にできる操作ですね。

Office 2013 以降の場合

Office 2013 以降の場合はアプリを個別に削除することができません。基本的には Office を全部インストールするか、全部アンインストールするかのどちらかしかないんですよ。もしどうしてもということであれば、以下のようにすると不可能ではありません。

  1. 一旦すべてのアプリをアンインストール(Office をアンインストール)する。
  2. アプリを選択して必要なものだけを、あらためてインストール。

こうすると、見かけ上いらないアプリを削除したことになります。ですが、アプリの選択インストールはかなり面倒なんですよ…。

どうやってアプリを選択してインストールする?

特定のアプリだけを選択してインストールするのはかなり面倒なんです。何が面倒なのかというと、インストールするアプリを列挙した設定ファイルをいちいち作成して、それを読み込ますという作業をしないといけないんですよ。

ちなみに、設定ファイルは以下のように作成します。

「configuration.xml」というテキストファイルを作成して以下の内容を記述します。

<Configuration>
<Add SourcePath=”C:\work\office2016″ OfficeClientEdition=”32″>
<Product ID=”ProPlusRetail” >
<Language ID=”ja-jp” />
<ExcludeApp ID=”Access” />
<ExcludeApp ID=”Excel” />
<ExcludeApp ID=”Outlook” />
<ExcludeApp ID=”PowerPoint” />
<ExcludeApp ID=”Word” />
</Product>
</Add>
</Configuration>

作成したファイルは以下のコマンドでインストール時に読み込ませます。

setup.exe /configure configuration.xml

この例だと、Office 2016 Professional Plus をインストールする際に「Access・Excel・Outlook・PowerPoint・Word」を選んでいます。

どうですか、かなり面倒でしょ? 私も挑戦してみましたが、うまくはいくけどかなり面倒でした。これを見て少しも分からないという方にはお勧めしませんよ。失敗しても壊れることはないですが、多分うまくいかずに徒労に終わると思いますので…。

※参考にしたページ

http://yamanxworld.blogspot.jp/2015/09/office-2016.html

Office 2013 以降でも簡単な場合がある?

実は、製品によっては Office 2013 以降でも簡単にアプリを個別削除できる場合があるんです。それは、主に法人向けのライセンス版です。ライセンス版の場合、2013 以降のバージョンであってもインストールプログラムは 2010 以前とほぼ同じなんです。

だから、インストール時もインストール後も自由にアプリの追加削除ができるんです。個人の場合はパッケージ版を購入する場合がほとんどなので、全く知らない方も多いでしょうね。会社で IT を担当している方ならよく御存じだと思います。

なお、個人向けにはライセンス用のインストールプログラムは提供されないようなので、一瞬でも期待した方がいたとしたら申し訳ないです。なので、個人の場合はやっぱり面倒くさいんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote を削除(アンインストール)する方法を説明しました。オフィスをバージョン別に説明しましたので、ほとんどの方にご理解いただけたのではないでしょうか。残念ながら、完全解決できていない印象ですが、それでも事情はご理解いただけたんじゃないかと思います(汗)。

繰り返しになりますが、OneNote だけを削除するという方法は、2013以降だとかなり難しいです。邪魔だから消したいという場合であっても、2013以降の Office の場合は、使わずそのまま放置するというのが、一番面倒がないと思いますよ。(ライセンス版は例外ですが。)

以上、「OneNote を削除(アンインストール)するには?」方法についてお話ししました。

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