OneNote
を今改めてレビューしました。これから OneNote を使おうかどうか検討している方に読んでいただきたい内容です。初めてという方にも分かりやすく説明しているので、OneNote の長所と短所をご理解いただけると思いますよ。
最強の情報一元管理アプリです!
つい最近 OneNote に興味を持たれましたか? Windows10 に標準で入っているので、これが一体何なのか気になりますよね。そこで、どんなアプリなのかレビューしました。ご存知の方にはいまさらという感じかもしれませんが、最新版なので一通り目を通してみてくださいね。
OneNote とは?
まず、OneNote とはどんなアプリなのか簡単に紹介します。
Microsoft Office の仲間で、上位のエディションであれば標準で含まれています。なお、最近では無料版がダウンロードできたり、Windows10 には簡易的なものが標準で入っていたりします。歴史的には、Office 2003 時代からあるので、そこそこ古いんですよ。
それで、何ができるかというと、基本的には何かをメモするという機能のみです。Office の仲間なので、このアプリで何かができるというよりは、使いこなしていろいろな使い道を作るといった感じですね。だから、アイディア次第で何でもできると思ってください。
※ 詳しくはこちらで説明しました。
https://onenote.hprs1.com/onenote-toha/
OneNote にはどんな使い道がある?
これから OneNote にはどんな使い道があるかご紹介しますが、単なるメモ帳のようなものだと思っていませんか? 実は、決してその程度では収まらないんですよ。例えば...、
- 便利なメモ帳
- 手書きノート
- ホワイトボード
- 資料集
- プレゼンテーションツール
- グループウェア
- スケジュール管理
- 報告書
- 在庫管理
- ゲーム
など数えきれません。とにかくたくさんあるとしか言えないんですよ。つまり、工夫次第でどのようにでも使えるので、使い方は無限大だと思います。
※ 詳しくはこちらをご覧ください。
https://onenote.hprs1.com/category/onenote-katsuyo/
長所(メリット)は?
OneNote には非常に多くの長所があります。そこで、それぞれ分けて説明していきますね。
使い方がとても簡単
OneNote は慣れるまで使いにくいかもしれません。でもこれは、今までの概念でアプリを使っている方によく見られる現象なんです。一番大きなところは、ファイルの保存という概念がなく、ただ終了すればいいだけだというところが理解に苦しむと思います。
普通に考えれば、こんなに簡単な使い方はないんですよね。メモをした場合でも勝手に保存されているので、本来は実生活の感覚に近い使い方ができているはずなんです。だから、保存という概念を捨てることができれば、それだけで使い方がとても簡単で便利になりますよ。
紙の代わりになる
OneNote はデジタイザペンと組み合わせると、紙とペンから置き換えることができます。単に置き換えるだけだとかえって不便に感じると思います。しかし、書いたものを「消したり、移動したり、コピーしたり」できるのは非常に便利なんです。なんたって紙では不可能ですからね。
また、決定的に違うのが、書いたものを検索できることです。紙に書いたものを検索することは不可能ですからね。これは、入力したテキストでも手書き文字でも可能なので、非常に便利なんです。書いたものを後から活用しやすいから、メモをする意味が出てくるわけです。
本来、後から見るためにメモしているはずですからね。
あらゆる情報を取り込める
あらゆる情報を取り込んで蓄えやすくなっているのが OneNote です。とにかく情報の取り込みがとても簡単にできるので、「おっ、この情報は重要だぞ!」と思った瞬間に OneNote に取り込めば、大事な情報をどんどん蓄積できるんですね。
そのため、例えばプレゼンテーションで使うような資料も簡単に作れます。そして作った資料をプロジェクターでそのまま映し出せば、説明もできます。わざわざ PowerPoint などで作り直す必要がないんですね。なんだったら説明しながら資料を作ることもできますから。
情報一元化ができる
最終的に何ができるのかというと、情報の一元化です。あらゆる情報を蓄えて検索が簡単に行えるということは、形を問わずどんな情報でも検索できるということになります。情報を蓄えるだけで自動的にデータベース化しているとも考えられます。
画像や手書き文字も関係なく検索できるんだから、これほど強力なデータベースシステムは他にはないんじゃないでしょうか。常に OneNote を起点にすれば、情報の分散を抑えることができるので、すなわち情報の一元化になっているということなんですね。
進化し続けている
OneNote は一見すると完成されているようで、実は少しずつ進化し続けています。例えば、同期方法を変えることで信頼性を高めたり、表の文字列に書式が設定できるようになったり、動画を貼り付けられるようになったりと、バージョンアップするたびに便利になっています。
さらには無料版が登場するなど、ますます使いやすくなっていますね。とにかく少しずつでも進化し続けているのは好感が持てます。
短所(デメリット)は?
OneNote の短所は多くないですが、いくつかあるのでご紹介します。
Windows じゃないと本領を発揮できない
一番大きいのは Windows パソコンじゃないと本領を発揮できないことではないでしょうか。マイクロソフト製品だからしょうがないかもしれませんが、ほかの OS だとどうしても制限事項があったり使いにくさが出てしまいます。
一応、Web版の OneNote もありますが、最低限の編集機能しかないので、実質テキスト入力しかできない状態です。インストール型の OneNote と同等のことが Web版でできるようになれば、一気に普及が進むかもしれませんね。
デジタイザペンを使わないと面白くない
OneNote は普通のパソコンやタブレットでも使えますが、デジタイザペンを使った時の良さを知ってしまうと、便利さや面白さが半減してしまうかもしれないですね。しかし、デジタイザペンが使えるマシンはそれなりに高価なので、ジレンマがあります。
私が数年間使ってきての率直な感想
私は OneNote をほぼ毎日使っています。業務に関して簡易的な報告書にしているんです。やはり、一番の魅力は、いちいち保存という操作をする必要がないところです。とにかく書き込めばそれで済むので、すごく気軽なんですよ。
書き込むときに、保存がよぎるから面倒くさくなると思うんです。新規なら名前を付けて保存が必要だし、上書きでも何かしらボタンをクリックする必要がありますからね。たったワンアクションですが、これが本当に面倒に感じるんですよね。
それだけでも十分使い続ける理由ですね。また、ノートを共有すれば一気に世界が広がることを考えれば、こんなに守備範囲の広いアプリもなかなかないですよ。個人的には OneNote を使うためだけに Windows に乗り換える価値があります。それくらい魅力があるアプリだと思いますよ。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote を現在の状況でレビューしてみましたが、相変わらず匹敵するようなアプリは見つからないんじゃないでしょうか。今まで紙とペンで仕事をしてきた方でも、かなりすんなりと入れると思うので、OneNote に切り替えるのも簡単です。
むしろ、パソコンと縁遠い人や年配者の方が使いやすいと思いますから、初心者の入門用としても実は使えると思います。パソコンの初心者から上級者まで幅広く使える OneNote をぜひ活用して、仕事の効率化をしていただきたいと思います。
以上、OneNote を今改めてレビューしました