OneNote とは?

OneNote とは?

OneNote とは何かを説明します。読者対象は、OneNote がどのようなアプリなのか詳しく知りたい方です。機能を説明しただけでなく、現在に至るまでの歴史、さらにはアプリとして何ができるかといった強みについても説明しています。

OneNote を知る意味とは?

あなたは、OneNote について名前ぐらいは聞いたことがあると思います。しかし、「何に使うアプリなのか? どんなことができるのか?」という点は、よく分からないのではないでしょうか。そうでなければ、このページにたどり着くこともなかったと思います。

ところで、なぜよくわからないアプリのことを、知りたいと思われたのでしょうか? それは、今までのどんなアプリとも違って、特別な雰囲気を感じたからではないでしょうか。確かに、OneNoteは一度使ったら最後、はまり込んでしまう方も多数いらっしゃいますからね。

ようするに、OneNoteを知ることには、新しい概念のアプリに触れることができるという意味があるんです。そこで、OneNote とはどんなアプリなのか、詳しくご紹介しましょう。

OneNote について詳しくご紹介します。

それでは、OneNote について詳しくご紹介します。大きく4つのポイントに分けて説明していますので、それぞれしっかりと目を通してください。

OneNote のこれまでの経緯。

最初に、OneNote のこれまでの経緯をご紹介します。まず、OneNote は Microsoft 社の製品で同社が販売している Office の仲間です。古くは Office 2000 時代あたりに Microsoft 社内には存在していたようですが、実際に製品として発売されたのは Office 2003 の時代からです。

Office 2003 時代のOneNoteは単体販売のみでしたが、2007になってからはOfficeに含まれるようになりました。ただし、Office 2007 Ultimate と Enterprise の2種類だけに含まれていて、他のエディションを購入した場合は別途単体購入でした。

それが Office 2010 からは Home&Business 以上のエディションで含まれるようになりました。ちょっと上級のエディションだと OneNote が標準でインストールされるので、普及という点だけを見れば、はずみになったと思います。

Office 2010 からは事実上 PowerPoint とセットになりました。そんなことから、ちょっとマイナーなアプリであるにもかかわらず、「何かよく分からないけど、私のパソコンには OneNote というソフトが入っている」という状況になってきました。

さらに、Office 2013 からは無料版の OneNote が登場したのも手伝って、一気に普及する可能性が出てきましたね。OneNote はこのような経緯を持ったアプリです。

どんなことができる?

ところで、「OneNote」を直訳すると「一つのノート」ですが、いったいどんなアプリだと思いますか? 実はとても便利で、応用範囲の広いアプリなんです。慣れてしまうと、「このアプリなしには生きていけない!」と思えるくらいに、すごく魅力がありますよ。

では、具体的にどんなことができるのかといえば、答えはただ一つ『ノートを取ること』たったこれだけなんです。しかし、これで終わったのでは「な~んだ、そんな程度か」となってしまいそうなので、もう少し詳しいお話をさせてください。

どんな時に便利なのか?

OneNote はどんな時に便利なのでしょうか? ただノートを取るだけのソフトの、何がそんなに便利なのかと聞かれれば、「紙のノートの弱点をすべて克服しているから」だと答えます。では、具体的にどんなところを克服しているのか、代表的なものをご紹介します。

紙のノートの弱点といえば...

  • 大きさが決まっている
  • 書いたものは完全に消せない(消し跡が残る)
  • 書いたものを移動できない
  • コピーにはコピー機が必要
  • 画像の貼り付けは準備が面倒
  • 音声や動画は貼り付けられない
  • 郵便や宅配便でないと送れない
  • 共有するには直接手渡しか、送るしかない
  • 保存場所が必要になる
  • 検索なんてもちろんできない

う~ん、なんか並べてみると弱点だらけですね(汗)。

では、OneNote の強みというと...

  • 用紙の大きさが決まっていない(決めることもできます)
  • 書いたものは完全に消せる
  • 書いたものが移動できる
  • 簡単にコピーができる
  • 画像の貼り付けはとても簡単
  • 音声や動画を貼り付けできる
  • メールに添付するなどして簡単に送れる
  • 共有フォルダや OneDrive などで簡単に共有できる
  • 保存はファイルだけなので、場所に困らない
  • テキストはもちろん、手書き文字でも検索できる

うわ~、紙でできないことが全部できてしまいますね(笑)。

つまり、紙に不便さや限界を感じているなら、OneNoteはとても便利だということがわかります。紙の弱点をすべて克服しているんですからね。ちなみに OneNote の弱点といえば、パソコンとソフトがないと使えないということぐらいでしょうか?

まあ、紙と鉛筆に比べればコストという点で、比較にならないぐらい高価ですが。それでも、紙に限界を感じているなら、コストに見合うだけの能力があると思いますよ。

実際、本当に使えるのか?

いいことばかり並べているから、「あやしいなあ、本当に使えるの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、ハッキリ言います。

「めちゃくちゃ使えますよ!

いや、ほんと冗談抜きで。もし使えないアプリだったら、こんなに真剣に数百ページにも及ぶコンテンツを作ったりしません(笑)。

では具体的に「どんな使い方ができるのか?」とても気になりますよね。それについては、当サイトで詳しく説明しています。使い方や活用方法を機能別に詳しく説明していますので、よろしければ参考にしてください。(カテゴリーやタグが、ご利用いただけます。)

まとめ:OneNote は情報一元化ツールです。

いかがでしたか?

OneNote について説明しました。ザックリと4つのポイントに分けて説明しましたので、何となくどのようなアプリなのかを、掴んでいただけたのではないかと思います。機能は多数あるので、徐々に知っていただければ、十分だと思います。

そして、一番知っていただきたいのは、OneNote は単なるメモアプリの領域を超えて、『情報の一元化ツール』である点です。あらゆる情報を OneNote に集めることで、情報を有効活用できるわけです。情報は使いやすくないと、活用する気にならないですからね。

ぜひ、これを機会に OneNote を使い始めていただければ幸いです。

以上、『OneNote とは?』と題してお話しました。

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