OneNote
でまっすぐな線を引くにはどうすればいいのか説明しました。直線の描き方でお困りの方に適した内容になっています。まっすぐな線の引き方を説明しただけでなく、さらに応用した便利な使い方も分かるように解説しました。
マウスとキーボードを組み合わせて使います
OneNote で直線を描く方法はみなさんご存知ですよね。描画ツールで簡単に描けますから。ところが、これを斜めにならないようにまっすぐ、つまり水平や垂直に線が引けるかというと、できない方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。そこで、簡単なやり方をご紹介します。
ちょっとした応用テクニックもご紹介するので、とても便利になりますよ。
まっすぐな線はどうやって引く?
さて、まっすぐな線の引き方ですが、これはとても簡単で[Shift]キーを押しながらドラッグするだけでいいんですよ。とっても簡単でしょ? 具体的にには次の通りです。
- [描画]タブをクリックしてリボンを表示。
- [図形]グループの[直線]をクリック。
- 任意の位置で水平または垂直にドラッグを開始。
- ドラッグ中に[Shift]キーを押す。
- まっすぐな線が引ける。
こんな感じでまっすぐな線が引けます。[Shift]キーを押している間は多少マウスの位置がずれても構いませんよ。ただし、大きくずれると斜めの直線になってしまうので、気を付けてください。
ちなみに、斜めの線は6度ずつ角度を調節できるようです。動きがカクカクするので、それを利用してみてください。また、[Shift]キーを使うと15度ずつになるようなので、うまく使い分けてくださいね。(6度の15段階と15度の6段階の切り替えですね。)
引いた線がずれてしまったら?
描画用のツールを使うとはいえ、どうしても線の位置がずれてしまうことがありますよね。そんなときは、いったん線を描画した後にドラッグで移動してください。何だったら描きやすいところで直線を描いてから目的の場所へ移動してもいいと思いますよ。
ところが、ピタッと合わないときがあるんですよね。なんだか動きがカクカクして「この中間の位置に置きたいんだよなぁ」なんてことになります。これは、目に見えないグリッド線があり、升目に合わせた配置になっているからです。そんな時は一時的にグリッドを無効にします。
こちらもやり方は簡単で、[Alt]キーを押しながら移動すれば1ドット単位で移動するので、カクカクとした動きにならずに、好きな位置に置けるようになりますよ。なお、グリッドは無効にすることもできますが、一時的に有効にする機能はないので[Alt]で無効にする方が便利だと思います。
蛍光ペンもまっすぐ引ける!
OneNote の描画ツールの中に蛍光ペンがあります。マウスやペンでなぞると、まるで紙のノートに蛍光ペンで色を付けたような状態を再現できます。これはすごく便利なんですが、どうしてもふにゃふにゃとした線になってしまうんですよね。
人によっては「手書きのリアリティを再現しているからいいねぇ」なんて思うのかもしれませんが、やっぱり直線的に描きたい方も多いはずです。そんな時は、蛍光ペンを選んでから直線を描いてください。もちろん[Shift]キーを押しながらドラッグすればまっすぐになりますよ。
やり方は次の通りです。
- [描画]タブをクリックしてリボンを表示。
- [ツール]グループの[蛍光ペン]4色のうちどれかをクリック。
- [図形]グループの[直線]をクリック。
- 任意の位置で水平または垂直にドラッグを開始。
- ドラッグ中に[Shift]キーを押す。
- まっすぐな蛍光ペンによる線が引ける。
どうですか? こんな感じで蛍光ペンも直線が引けますよ。要するに蛍光カラーの直線を描画しているのと同じ感覚ですね。なお、ペンの太さはリボンの右端にある[ペンのプロパティ]で切り替えることができます。また、他の図形を選んで描くこともできますよ。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote に限らず、マイクロソフトの Office 製品では、水平または垂直の線は[Shift]キーの併用で簡単に描けます。この機能をうまく使って、思い通りの図形描画をしていただきたいと思います。図形関係は Office 共通の部分も多いので、いろいろ試してみてくださいね。
以上、「OneNoteでまっすぐな線を引くにはどうすればいい?」と題して説明しました。