OneNote はノートなんだから「日記ぐらいつけられるだろう」と思っていざやってみると、思ったようにいかないんじゃないでしょうか? そこで少しでもヒントにしてもらえるような使い方をご紹介しますので、効率の良い日記のつけ方が分かりますよ。
OneNote で日記をつけやすく工夫する
OneNote はいろいろな用途に使えるので、真っ白なノートを前に「どうやったら日記がつけられるだろうか...」と苦戦されている方もいらっしゃるでしょう。あくまで私流ですが、日記への転用方法を考えてみます。
OneNote の構造を確認する
OneNote は『ノートブック』、『セクション』、『ページ』に分かれています。ノートブックは保存されているもの全体をさします。セクションはページを分けています。ページは実際に文字や画像を配置する部分です。
要するに、これらをどうのようにして日記の形に持っていくかということです。ここで、何らかの手を加えられるのは、セクションとページですので、この2つをどのように使うかがポイントになりますね。
OneNote で日記用のフォーマットを考える
さて、使うものはセクションとページだということが分かりましたが、これらをどのように使うかがポイントになります。まず、セクションですが、これは年代でいいんじゃないかと思います。つまり、2015年とか2016年みたいな感じですね。
年が決まれば次は月と日ですが、とりあえず1ページ分をひと月にしてみます。そうすると単純に、ページを増やすことで月が増えますね。つまり12ページで1年分です。日については各月のページに作表して入れることもできるし、サブページでページを増やすこともできますね。
実際に日記用のフォーマットを作ってみる
では実際に OneNote のセクションとページで作ってみます。
表を使った簡易的な日記
日記というノートブックを作成して、セクションに2016年、ページに1月と入れました。そして、作表して日ごとに簡単な日記を書いています。
こんな感じです。こうすると比較的短い文章でつけていく日記が書けますね。
1ページが1日分の日記
日記というノートブックを作成して、セクションに2016年、ページに1月と入れるところまでは先ほどといっしょです。さらに、サブページを増やして、サブページ1つを1日として作っています。
やり方は、月のページを作った後に[ページの追加]をクリックすると通常のページが作成されるので、ページタブを右クリックしてショートカットメニューを表示し、[サブページにする]を選びます。こうするとサブページになって、字下げのような表示になります。
こうすると、1ページが丸々1日分になるので、長い文章の日記が書けますね。
さらに、月のページには目次が作れます。手作業で作ることになりますが、各サブページへのリンクも設定すれば、使いやすくなるんじゃないでしょうか。
- 目次を段落番号付きで作成します。(こうすると番号が日として利用できますね。)
- 文字列を選択して[リンク]をクリックします。
- リンクを設定するページを指定します。
- リンクが設定できました。
こんな感じでどうでしょうか?
これで、簡単に日記用のフォーマットが作れるんじゃないでしょうか。ポイントとしては、1ページ分を1日としたときには、リンクをうまく使ってページの切り替えがしやすいようにしておくことだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote で日記をつける方法について私なりに考えてみました。とりあえず日記がつけられればそれでいいということであれば、十分な形だと思います。ほかにもやり方はあると思うので、この記事を参考にいろいろ試してみてください。
以上、「OneNote で日記をつけるには?」と題して紹介しました。
おまけコラム
デザインに凝った日記はある?
以下の記事では OneNote 用のテンプレート(マイクロソフト純正)を紹介していますが、いくつか日記に関するものがあるので、参考にしてみてください。