OneNote
ならブレインストーミングが円滑にできることを説明しました。効率の良い会議で、できるだけたくさんのアイディアを出したい方はご覧ください。会議の効率が上がる、OneNote ならではの活かし方を解説しています。
会議の効率が上がる OneNote の活かし方とは?
会議は何かと面倒な部分がありますよね。会議室を確保して、全員が集まったらホワイトボードにアイディアをどんどん書き込む。出てきたものを議事録として紙に書いたりパソコンに打ち直したりとやることがたくさんあります。すると、会議以外の部分がすごく面倒に感じますね。
特に、ブレインストーミングのような会議手法は、その時の『熱』も冷めないように保存しておきたいのに、ホワイトボードに書いたら消すしかない...。でも、OneNote なら一発解決するので、ぜひ試してみてほしいんですよ。
ブレインストーミングをおさらい
まず、ブレインストーミングについて確認しておきましょう。調べれば分かるので、基本だけ押さえておくと、ブレインストーミングは単なる会議というよりは、アイディアをできるだけたくさん出すための手法です。良いか悪いかではなく、数をたくさん出すのが目的なんですね。
なので、人のアイディアを利用してさらに発展させてもいいし、実現不可能と思えるようなことでも発言していいんです。アイディアを出せるだけ全部出して、出尽くした後に取捨選択すればいいという考え方ですね。
ただ、そうはいっても発言が苦手な人はやっぱり言い出しにくいし、批判を恐れて無難なことしか言わないという問題もあります。良し悪しは言わない約束なんですが、どうしても考えてしまいます。そういったところを克服できれば、かなり有力なやり方なんですよ。
OneNote の使い道とは?
ブレインストーミングで問題になるのは、意外にもホワイトボードを使うところなんです。先ほども説明しましたが、最終的に消してしまうという点が一番マズイところで、そこの克服はホワイトボードを使い続ける限り不可能です。
そこで、道具を OneNote に変えることで、ブレインストーミングをより円滑にして問題点をなくそうというのが狙いです。
ホワイトボードの代わりに使う
OneNote をホワイトボードの代わりに使います。やり方は簡単で、OneNote が動いているパソコンをプロジェクターにつないで映し出すだけです。このときデジタイザペンが使えるタブレットPCを使うとより使いやすいでしょう。電子黒板でもいいと思いますけどね。
こうすれば、無限のホワイトボードになるのでスペースが無くなることはないし、書いたものを簡単に移動できるので、あとからアイディアの取捨選択もしやすくて便利です。
※ こちらで詳しく説明しています。
https://onenote.hprs1.com/howaitobo-do/
議事録の代わりになる
議事録というと、専用の書類にまとめるという作業を思い浮かべるかもしれませんが、OneNote をホワイトボードにしている場合は、特に何もする必要がありません。そのまま書いたものを保存しておけば、それで議事録になります。
決まったフォーマットでないと議事録として認められないような場合を除き、板書をそのまま保存しておけばその時の『熱』も同時に保存しておけるので、これはおすすめですよ。たぶん、書いたものを多少移動するなどして整理するだけで、完璧な議事録になるでしょう。
※ こちらが参考になりますよ。
https://onenote.hprs1.com/onenote-gijiroku/
共有でどこでもブレインストーミングができる
OneNote のノートは共有を前提に作られているので、インターネット経由で共有すれば簡単に遠隔地を結んだ会議ができます。つまり、時間さえ合わせれば全世界どこにいてもブレインストーミングが行えるんです。これができるから OneNote はやめられないんですよ(笑)。
やり方は、OneDrive を使った共有が一番確実な方法です。詳しいやり方は以下のページで説明していますので、参考になると思います。
https://onenote.hprs1.com/onenote-douki-osoi-onedrive/
男は黙ってブレインストーミング!
男は黙ってブレインストーミングってなんだか昔のテレビCMみたいですが、実は男女問わず本当に黙って会議ができるんですよ。先ほど説明したように、道具をすべて OneNote の入ったパソコン(できればタブレットPC)にすることで可能なんです。
どういうことかというと、ノートを共有した状態にしてブレインストーミングを行えば、自分が書き込んだ内容がリアルタイムで反映されるから、参加者全員の目に入るわけです。つまり、しゃべらなくても自分のアイディアを出せるので、黙っていても成立するんですよ。
なので、発言が苦手な方でも積極的にアイディアを出しやすくなるだろうし、声が出ない方でも問題なく参加できます。何だったら、バスや電車の中のような公共の場でも、一言も発さずにブレインストーミングをすることだってできますよ。
また、だれが書き込んだか分かるので、批判を書くような人には注意したり参加を遠慮してもらうことも可能です。どうですか、一見ふざけた見出しに思えたかもしれませんが、すごく実用的でしょ?これで「会議のバリアフリー化」ができるんじゃないかと思うんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
ブレインストーミングという手法自体は非常に優れたものなんですが、円滑に進めることが難しいという問題があります。しかし、道具を OneNote に置き換えるだけでかなりうまく進めることができるんじゃないでしょうか。短所を克服し、長所を伸ばしてこそデジタルデバイスですからね。
以上、「OneNote ならブレインストーミングが円滑にできる!」と題して説明しました。