OneNote
を同期させないようにする方法を説明しました。諸事情で同期を止めたい方や、自動同期を手動同期に変えたい方は目を通してください。同期の止め方だけでなく、止めた後の手動での同期方法も分かるように説明していますよ。
共有を解除しなくても同期を止められます
普通の使い方をしていると特に気にしない同期ですが、例えば通信契約の関係でまとめて通信したいときなど、同期させないように止めてしまうことが必要な場合があるんじゃないでしょうか? そこで、同期をユーザー側で制御する方法を紹介するので、同期をうまく止められますよ。
どんな時に同期している?
OneNote がどんな時に同期しているかというと、ノートの内容を更新した時です。テキストを入力したり、画像を挿入したり、ペンで手書きしたりと、とにかく内容が書き換わった時に自動的に同期しているんです。なので、通常の使用では同期の制御は必要ないと思います。
ただ、どうしても同期を制御して手動に切り替えたい方もいらっしゃると思うので、分かりやすく説明してきますね。
同期させないようにする具体的な方法
それでは、具体的に同期させないようにする方法を説明していきます。
- ノートブックウィンドウから同期を止めたいノートを見つける。
- ノートを右クリックして[ノートブックの同期状態]をクリック。
- 表示された「共有ノートブックの同期」ダイアログで[手動で同期する]を選択する。
- ノートブックに赤の×が付いているのを確認して、右下の[閉じる]ボタンをクリック。
- ノートブックに×印が常時つくようになる。
これで、同期を止めることができました。
手動で同期するには?
同期を止めるだけでいい場合はこれで作業は終了なんですが、同期を手動で行いたい場合は、次のようにします。
- ノートを右クリックして[このノートブックを今すぐ同期]をクリック。
これだけで簡単に同期できますよ。また、以下の方法でも同期できます。
- 先ほどの要領で、「共有ノートブックの同期」ダイアログを表示する。
- ノートブックの右側にある[今すぐ同期]をクリック。
- 同期が完了したら右下の[閉じる]をクリックして完了。
この方法を使えば前回同期した時間をチェックすることができるので、もう少し詳細な情報がほしいときに使ってみてください。
手動で同期を行う状況とは?
手動で同期を行う必要があるのはどんな時でしょうか。
本来ならノートの内容を更新した時点で同期するので、自動で任せてしまったほうが確実です。ところが、外出先で共有ノートを利用する場合などで、通信契約がパケットではなく時間によって課金される場合は、まとめて同期させたいですよね。
そこで、同期を手動制御することで、調節ができます。また、共有ノートを同期、つまり上書きしてしまうとマズイ場合もあると思うので、そういったときに同期タイミングを制御できると扱いやすくなりますね。
まとめ
いかがでしたか?
ノートの同期を手動に切り替えることで OneNote に同期させないようにできます。ネットワーク接続を切る必要もないし、共有を解除する必要もありません。ちなみに同期していなくても、自動的にローカルのキャッシュを使うので、ノートが消える心配はありませんよ。
※ 同期について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
以上、「OneNote を同期させないようにするには?」と題して説明しました。