OneNoteゴミ箱
の使い方について説明しました。ゴミ箱の使い方や削除したものがどうなるのか知りたい方はご覧ください。ゴミ箱の使い方を説明しただけでなく、使用する際の注意点も自分の経験を交えて詳しく解説しました。
OneNote のゴミ箱を知る意味とは?
ごみ箱について調べていらっしゃるということは、その存在には気づかれたのだと思います。ただ、「これはどうやって使えばいいの?」となっているんじゃないでしょうか。もちろん意味があって存在しているものなんですが、使い方にはちょっとした特徴があります。
基本的にはWindowsのゴミ箱と同じと捉えていただいて構いません。OneNote を使いこなすには必ず知っておくべきものですが、そんなに難しいものではありませんので、ぜひしっかりとマスターしてくださいね。
OneNote のゴミ箱は、こうやって使おう!
それでは、どんな時にどうやって使えばいいのか詳しく説明しますので、参考にしてください。
ゴミ箱はどこにある?
まず、ゴミ箱はどこにあるのかと言うと、[履歴]タブを開くと右端に[ノートブックのごみ箱]があるので、それをクリックすると表示することができます。(実際には「ゴミ箱」ではなく「ごみ箱」と表示されていますので、これ以降はひらがなで表記します。)
何が入るのか?
さて、ごみ箱に何が入るのかと言うと、削除したセクションとページです。ほかに削除したものは入りません。なので、例えば消してしまった画像やテキストがごみ箱から拾えるわけではないでの注意してくださいね。
どうやって使うの?
使い方は簡単で、セクションやページを削除すると自動的にごみ箱に移動します。削除の際に、ごみ箱に移す趣旨のメッセージが表示されていると思います。
セクションやページの復活。
もし、削除したセクションやページを復活させる場合は、[ノートブックのごみ箱]をクリックしてごみ箱を開きます。すると下のような形で中身が表示されます。中身と言っても、普通のノート形式と何ら変わりませんので、特殊なものではありませんよ。
セクションを復活させる場合はセクションタブを、ページの場合はページタブを右クリックします。すると、メニューの中に[移動またはコピー]というコマンドがあるので、それをクリックして復活させたい場所を指定します。
なお、[元に戻す]と言うような便利なコマンドはありませんので、事前にどのノートブックやセクションに移すかを決めておくとよいですよ。
ちなみに、[削除されたページ]というセクションタブは、単体で削除されたページをまとめています。ページをまとめて同じ場所に復活させたい場合は、ページを[Shift]キーを押しながらまとめて選択してから[移動またはコピー]を行ってください。
セクションやページを個別に削除する。
セクションやページのタブを右クリックしてショートカットメニューを表示して、[削除]コマンドを使ってください。
いっぺんに削除する。
ごみ箱の中身をいっぺんに削除する場合は、[ノートブックのごみ箱]アイコンの下のメニュー部分をクリックします。すると[ごみ箱を空にする]のコマンドがあるのでそれを使います。なお、右クリックのショートカットメニューにも同じコマンドがありますよ。
元の表示に戻す。
作業後に、通常の表示に戻すには、下の画像の赤丸印で示したように[削除されたページ]タブの左側にある矢印をクリックします。もしくは、[ノートブックのごみ箱]のアイコンを再度クリックすれば表示が戻ります。
ごみ箱の使用を中止する。
ごみ箱は、使用しないようにすることができます。[ノートブックのごみ箱]のメニューを表示すると、[このノートブックの履歴を無効にする]というコマンドがあるので、これでごみ箱を無効化できます。ただし、同時にページのバージョン(変更履歴)も無効になるので注意が必要です。
※ ページのバージョン機能を利用していない場合は問題ありません。
使用上の注意点は?
使用上の注意点は3つあります。大事なことなので、それぞれ必ず目を通してください。
1.クイックノート(落書きノート)はごみ箱に入らない。
ごみ箱は、削除したセクションとページが格納されますが、例外があってクイックノート(落書きノート)はごみ箱に格納されません。なので、「後から復活できるからまあいいや」みたいな感じで使っていると痛い目を見るかもしれませんのでご注意を。
2.ごみ箱はノートブックごとに存在する。
ごみ箱は、OneNote 側で管理しているのではなく、ノートブックの特殊な領域に存在しています。したがって、すべてのごみ箱をいっぺんに空にすることはできません。ノートブックをその都度切り替えてごみ箱を空にしてください。
3.60日後に完全削除される。
画像に表示されているのですでにお気づきだと思いますが、ごみ箱のセクションやページは60日後に自動的に削除されます。なお、ごみ箱に関する設定はありませんので、自動削除は強制的に行われます。ごみ箱の処理は忘れがちなので、おそらくこのような仕様なのでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
ゴミ箱の機能は全く知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。何せ履歴という通常はまず使うことが無いであろう機能ですから。また、放っておいても自動的に整理するから知る由もないといった感じでしょう。しかし、いざという時に頼りになるので、知っておいて損はない機能ですよ。
以上、「OneNote ゴミ箱の使い方とは?」と題して説明しました。