OneNote
で目次を設定する方法を説明しました。目次を設定して、項目にジャンプする方法を知りたい方に適した内容です。本来装備されていない機能ですが、他の機能を使って代用する方法を詳しくご紹介しています。
OneNote で目次が設定できるのか?
OneNote で目次を使いたいことがありますよね。そこで、アプリ内を探しますが、それに該当するような機能は全く見当たりません。ということは、目次が使えませんのでこれでこの話は終わり、というわけにはいきませんので、ちょっと工夫してみました。
ある機能を使うことで、目次の代わりにする方法をご紹介します。もったいぶっても仕方ないので言いますが、それはノートシールです。「ノートシール?」とよくわからない方もいらっしゃると思いますので、そこも含めて詳しくお話ししましょう。
OneNote で目次を設定する方法
それでは、OneNote で目次を設定する方法を詳しくご紹介しましょう。
目次の代わりになる、ノートシールとは?
OneNoteのノートシールとは、行頭につけるマーク(アイコン)のことで、簡単に言うと目印を付けるということなんです。目印を付けておけば見た目に分かりやすいので、とても見つけやすくなるんですね。以下のようなマークが付きます。
でも、それだけだと目次としては機能しません。
実はもう一つ重要な機能があって、ノートシールは検索できます。ノートシールが設定された行を検索すると、それが一覧として表示されるんです。この機能をうまく使えば目次になるので、この点についてお話ししましょう。
どのようにノートシールを設定するのか?
ノートシールの設定方法はとても簡単です。
- 目次にしたい行を決める
- 行にカーソルを置く
- ノートシールを選んで設定する(マークだけがつくものがお勧めです)
たったこれだけで簡単にノートシールが設定できます。
なお、詳しくは以下のページで説明していますので、参照してください。
https://onenote.hprs1.com/onenote-no-toshi-ru/
どうすると目次の代わりになるのか?
では、ノートシールを目次代わりにする方法をご紹介します。
こちらもやり方は簡単で、[ノートシールを検索]をクリックして作業ウィンドウを表示させるだけです。この時、[概要ページを作成する]をクリックすると、ノートシールの一覧をまとめたページが作成されます。これを目次として利用するということなんですね。
ノートシール一覧はリンクが設定されているので、その場所へジャンプできます。具体的には、行にカーソルを移動すると、行頭に OneNote アイコンが表示されるので、それをクリックします。これはリンクノートという機能です。すると、ノートシールの場所へジャンプするわけです。
なお、詳しくは先ほどご紹介したページで説明していますので、ぜひそちらを参照してください。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote で目次を設定するという過酷(?)なことをやってみました。本来、存在しない機能ではありますが、ノートシールを使うことでうまく克服しました。ポイントは、ノートシールには検索機能があるというところではないでしょうか。
今回の記事は、当サイトの閲覧者の方からご質問がありましたので、それを基に作成させてもらいました。私にとっても改めて目次を考えるきっかけになりましたし、何より「これで十分、満足できそうです」と質問者におっしゃっていただけたのは、うれしい限りでした。
また、OneNote は紙のノートをそのまま電子化したものなので、便利機能はそんなにありません。必要な場合は、既存の機能を使い方の工夫で目的に合わせることが重要です。便利なことに慣れてしまうことに一石投じているような気がして、そのような点でも面白いアプリですよね。
様々な工夫で、OneNoteを使いこなしていただければ何よりです。
以上、「OneNote で目次を設定するには?」と題して説明しました。