OneNote
をスタートアップに登録する方法を説明しました。Windows起動と同時に自動起動させて便利に使いたい方にご覧いただきたい内容です。登録方法を詳しく解説しているので、逆の手順にすると削除もできますよ。
OneNote を自動起動させて便利に使いこなそう!
OneNote を使いこなしてくると、毎回起動させるのが面倒になりますよね。そんな時は、自動起動させると手間が省けて便利ですよ。それとも、自動起動するのを止めたいという意味でこちらのページにたどり着きましたか? もちろん、そんな方にもお役にたちますよ。
早速説明に入りますが、スタートアップという言葉は人によって捉え方が違うようなので、それぞれの意味で別けて説明しています。自分の目的に合わせて参考にしてくださいね。
自動起動は複数ある?
OneNote で自動起動と言えば、通知領域のアイコンのことを連想する方が多いと思います。
また、本来のスタートアップという言葉でいえば、Windows の機能で OneNote を自動的に起動するということになります。ただ、せっかくアクセスしていただいたので、本来の機能だけでなく両方の説明をしたいと思います。結構面倒なんですけど今回は特別ですよ(笑)。
自動で表示される通知領域のアイコンを消す
通知領域のアイコンを消したいという意味でこちらの記事をご覧になっている場合は、以下のような手順で消すことができますよ。
- OneNote を起動する。
- [ファイル]メニューを開き、[オプション]をクリックする。
- [OneNote オプション]ダイアログを表示し、左側で[表示]をクリックする。
- [タスクバーの通知領域に OneNote のアイコンを追加する]のチェックを消す。
- 右下の[OK]をクリックする。
- 通知領域のアイコンが消える。
設定後に、再びアイコンを表示する場合は、3.の手順でチェックを付けるだけです。
スタートアップへ登録
OneNote を自動起動させるためにスタートアップへ登録するには、[スタートアップ]フォルダにアイコンのコピーを保存するだけです。ただし、Windows7 と Windows8以降ではやり方が異なるので、それぞれに分けて説明しました。
Windows7の場合
Windows7の場合は以下のようにします。
- スタートメニューを開いて下の方へスクロール。
- [スタートアップ]グループを見つける。
- 右クリックして[開く]をクリックすると、エクスプローラーでフォルダが開く。
- 再びスタートメニューを開いて、OneNote のアイコンを見つける。
- 右クリックしてコピーする。
- 先ほどの[スタートアップ]フォルダに貼り付ける。
- これで作業完了。
自動起動をやめる場合は[スタートアップ]フォルダの OneNote アイコンを削除してください。
Windows8以降の場合
Windows8の場合は以下のようにします。なお、[スタートアップ]がメニューに表示されないうえに、フォルダの場所が分かりにくいので注意してください。(画像はWindows10です。)
- エクスプローラーを起動。
- [ユーザー]フォルダを見つける。
- 以下のフォルダを展開する。
”ユーザー¥[アカウント名]¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥スタートメニュー¥プログラム¥スタートアップ”
- スタート画面またはスタートメニューを開く。
- OneNote のアイコンを見つける。
- 右クリックして[ファイルの場所を開く]をクリック。
- エクスプローラーが起動するので、アイコンをコピー。
- 先ほどの[スタートアップ]フォルダに貼り付ける。
- これで作業完了。
自動起動をやめる場合は[スタートアップ]フォルダの OneNote アイコンを削除してください。
参考1:[AppData]フォルダが表示されない場合は?
[AppData]フォルダが表示されない場合は、隠しフォルダが表示されない設定になっている(これが既定です)ので、以下のような設定を行います。
- エクスプローラーを起動。
- メニュータブの[ファイル]をクリック。
- [フォルダーと検索のオプションの変更]をクリック。
- [フォルダーオプション]ダイアログの[表示]タブをクリック。
- [隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]に切り替える。
- [OK]をクリック。
これで隠しフォルダーが表示されるので、作業をもう一度最初からやってみてください。
参考2:スタートップのアイコンが勝手に消えるときは?
もし、[スタートアップ]フォルダに保存したアイコンが勝手に消えてしまう場合は、アイコンに読み取り専用の属性を設定してください。文字通り読み取り専用になるので、勝手に消えることはなくなります。やり方は次の通り。
- [スタートアップ]フォルダに置いた OneNote アイコンを右クリック。
- メニューの下の方にある[プロパティ]をクリック。
- アイコンの[プロパティ]ダイアログが表示される。
- [全般]タブに切り替えて、[読み取り専用]にチェックを付ける。
- 下の方にある[OK]をクリックして完了。
これは、私が偶然 Windows10で経験したことなので、ひょっとするとほとんどの方には関係ないかもしれませんが、同じ症状が出ている方は試してみてください。
自分のスタイルで使い分けよう
スタートアップは先ほど説明したように OneNote のアイコンまたは本体を自動的に起動することができるものです。Windows 起動後からしょっちゅう使う方なら便利だと思いますが、たまにしか使わない方なら起動に時間がかかるうえに邪魔になるでしょう。
私の場合は、自動起動は使わずにタスクバーにアイコンを表示しておくことで、すぐに起動できるようにしています。自分のスタイルに合わせて使いやすいようにしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
スタートアップということで、アイコンの表示と自動起動の2種類をご紹介しました。特に、自動起動の方は Windows の設定なので、他のアプリにも応用できます。毎回起動するのが面倒なアプリがあったら利用してみてください。
以上、「OneNote をスタートアップに登録するには?」と題して説明しました。