みなさんはおそらくOneNoteにいろいろな情報が貼り付けられることについては知っていると思いますが、ここではノートに『ファイルの添付』ができることをご説明します。
ファイルをノートに直接添付できます
説明用の資料を作成しているときに「いちいち資料のファイルを探すのは面倒だなぁ」と思ったことはありませんか? OneNote なら今までにない解決ができますよ。
ファイルの添付とは?
OneNoteに記述した内容だけでは情報が足りない場合がありますし、資料のファイルを閲覧できるようにしておきたい場合もありますよね。
そんな時に便利なのが、ファイルの添付です。
基本的な方法
- ファイルを添付したい場所をクリックしてカーソルを移動します。
- [挿入]タブをクリックしてリボンを表示し をクリックします。
- ファイルを選択して挿入します。
これでファイルを添付することができました。ファイルをダブルクリックすれば、開くことができますよ(セキュリティに関する注意が表示されます)。
また、開いたファイルは内容を更新して上書き保存することも可能です。ただし、コピーされたファイルなので、元のファイルは影響をうけません。
ファイルの添付そのほかの方法
ファイルを「ドラッグ&ドロップ」するか、「コピー・貼り付け」すると[ファイルの挿入]ダイアログが表示されます。(Excelブックを貼り付けた場合の例)
通常は[ファイルの添付]を選べば問題ないでしょう。もし、内容を表示したいなら[スプレッドシートの挿入]や[グラフまたは表の挿入]としてもよいと思いますよ。
『ファイルの添付』応用編
実は、「ファイルの添付」という機能は、単にファイルが貼り付いているだけととらえると少々もったいないんです。
ファイルになってさえいれば貼り付けることができるので、例えば資料を複数のソフトで作成した場合に効果を発揮しますよ。
ある会議資料の作成事例
順番にExcelの「売上比較」、Wordの「報告書」、PDFの「自社新製品」というように並べてみました。どうですか、なんとなくイメージはつかめましたか?
このように一つのノートに複数の異なるファイルを貼り付けることが可能なので、簡単に資料を作成することができるんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
OneNoteはファイルを添付することで、単なるメモソフトではないことが分かっていただけるのではないでしょうか。これまでのようにメモと資料が別々になっている状態と比較すると、使いやすさが明らかに違います。
本当にちょっとした機能なんですが、今までなかったのが不思議なぐらいとても便利ですね。ぜひOneNoteをフルに使って、情報の管理を簡単に行ってほしいと思います。
以上、『OneNote にファイルを添付するには?』と題して説明しました。
おまけコラム
ノートにファイルを添付する意味とは?
これは、ファイルの保管方法が「種類別」ではなく「目的別」になることを意味します。そのため、ファイルをいちいち探す必要がなく、関連ファイルに素早くアクセスできるようになるんです。