OneNote のノートブックを「持ち運べないだろうか?」と考えたことはありませんか? いわゆるリムーバブルメディアに保存して持ち運ぶことができますよ。
ノートブックをUSBメモリに保存?
現在のリムーバブルメディアといえばもちろん『USB』メモリですよね。本当ならネットワークで利用したいけれど、どうしてもUSBメモリに入れて持ち運びたいという場合もあると思うので、どのように使えばよいのかをご紹介します。
どうやって保存する?
これは単純に、USBメモリなどのリムーバブルメディアに新規作成すればよいだけです。するとごく普通に使えるようになります。特に何も気にしなくてかまいませんよ。
もし、すでにあるノートブックをコピーするのであれば何の問題もありません。コピーしたノートブックを普通に開くだけです。ただし、移動する場合にはちょっとややこしいので、別に特集した記事がありますから、読んで参考にしてください。
不具合は出ないの?
基本的に、読み書き自在な記憶装置なら何でも対応できます。接続できなくてファイルアクセスが不可能な時でも、壊れることがないようになっているんです。だから、万が一使用中にUSBメモリを抜いてしまっても何とかなります。(←やらないでね)
なぜかというと、そもそもネットワークに対応しているところがポイントです。特に無線LANだとどうしても切断されてしまうことがあるので、途中で通信が途切れてもいいようにちゃんと対策ができているんです。
具体的には、保存先とは別に必ずパソコン側のキャッシュにも書き込むので、自動的に二重化しているんです。だから、使用中にファイルとの接続が切断されてしまってもファイルが壊れるような問題が起きないんですよ。
SDメモリカードでもいいの?
SDメモリカードでも、もちろんかまいませんよ。とにかく読み書きが自在であればよいので、光ディスクのような書き込みが特殊なものでなければ何でもOKです。
なので、例えばコンパクトフラッシュでも全然問題は起きませんよ。
もし途中で取り外したら?
リムーバブルメディアを途中で取り外した時にどうなるかというと、おそらく特に何も起きません。厳密に言うとちょっと違いますが、OneNote 左側のノートブック一覧の表示が同期できない旨を示す表示に代わります。まあ、その程度ですかね。
たぶん、どのバージョンであってもエラー表示は出ないと思います。だから、誤って取り外してしまっても OneNote の使用者は気づかないかもしれないです。
じゃあ元に戻したら?
「あっ、やばい外しちゃった!」と思って慌ててリムーバブルメディアを戻すとどうなるのか? これはもう簡単で、気が付いたら同期されています。OneNoteは定期的に同期しているので、ノートブックにアクセスできたときにちゃんと同期してくれます。
もし心配なら、実験用のノートブックをメディアに保存して試してみてください。使っている最中に取り外したり、取り付けたりして動きを確認するんですよ。全く何事もなかったかのように普通に使えますから。
※注意事項
実験する場合は、必ず「取り外し操作」を画面上で行ってください。そうしないと装置が壊れたり、データが破損する可能性があります。取り扱いは十分注意してくださいね。
おそらく、次の同期までの間であれば取り外し操作ができると思いますよ。(もちろん同期中は「使用中」である旨がWindowsから通知されます。)
まとめ
いかがでしたか?
USBメモリなどのリムーバブルメディアでも、関係なくノートブックを保存できることが、お分かりいただけたと思います。OneNoteが通常の保存方法ではなく『同期』にしていることの意味がなんとなく分かるんじゃないでしょうか。
以上、「OneNote ノートをUSBメモリに保存できる?」でした。