OneNote は自動で上書き保存される?

OneNote は自動で上書き保存される?

OneNote を初めて使うと、保存に関して分かりにくいですよね。『名前を付けて保存』や『上書き保存』など一体どうなっているのか? OneNote の分かりにくい部分を説明しましたので、保存に関する疑問が解決できますよ。

OneNote の保存はどうなっている?

OneNote の保存について説明します。『名前を付けて保存』と『上書き保存』がどのようになっているのかがよく分かりますよ。

名前を付けて保存は?

OneNote では『名前を付けて保存』をノートブック作成時の1回だけ行います。ちなみに、ノートブックは、いろいろなメモを記録するページやグループ分けに使うセクションをまとめたフォルダです(フォルダの中身は複数のファイルで構成)。

つまり、ノートブックの数だけ名前を付けて保存するということです。なので、一般的な名前を付けて保存とは考え方が違います。ただし、セクションについては一般的な考え方の名前を付けて保存ができます。ですが、これもしょっちゅう使うものではないですね。

つまり、最初にファイルを作ったら、特別な理由がない限り『名前を付けて保存』やそれに近いことをすることはないんですよ。

※参考記事

https://onenote.hprs1.com/onenote-hozon/

上書き保存は?

OneNote では『上書き保存』という概念自体がありません。というと話が終わってしまうので、もう少し詳しく言うと『同期』という作業によって内容を自動的に保存しています。なので、利用者が能動的に保存を行うことはないんです。

つまり、『上書き保存』は『同期』というものに置き換わっている思ってもらえば、全く間違っているということにならないんですよ。でも、同期の仕組みを正しく理解しておくことで、OneNote の理解も深くなると思います。厳密には上書き保存ではないわけですからね。

保存の概念を理解する

ところで、なぜ『同期』と呼んでいるかというと、保存する内容を単純に上書きするのではなく、変更があった部分のみを追加保存するからなんです。というのも、ノートは共有できるので、保存のタイミングが悪いと書き込んだ内容が正しく反映されないんですよ。

例えば、同時に同じノートを開いた人たちがいたとして、先に誰かが書き込んで次に別の誰かが書き込んだとします。すると、上書きの場合、後の書き込みで先の書き込みが消されてしまう可能性があるからです。

だから、『上書き保存』ではなく『同期』という作業なんです。まあでも、上書きという言葉に慣れていればそれでもかまわないと思います。大事なのは、同期がどんなことをやっているのか、つまり保存の概念を理解していればいいわけですからね。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote で疑問に思いやすい『保存の概念』特に『上書き保存』について詳しく紹介しました。保存の概念は、使い初めに疑問に思うところですからね。なので、保存が分かれば OneNote がかなり分かりやすくなるんじゃないでしょうか。

以上、「OneNote は自動で上書き保存される?」と題して説明しました。

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