OneNote に送るは、どうやって使う?

OneNoteに

OneNote に送る

は、どうやって使えばよいのかを説明しました。「OneNoteに送る」には、どのような使い道があるのか知りたい方に適しています。役割や使い方、さらには注意点についても、詳しく説明しているからです。

OneNote に送るの使い方を、知る意味とは?

パソコンで印刷しようとすると、「OneNote に送る」というプリンタらしきものが、目に入りませんか? あなたも、「これってなぁに???」と思われて、このページをご覧になっているのではないでしょうか。確かに、OneNote がプリンタだなんて謎ですよね。

さて、この「OneNote に送る」というものは何かというと、OneNote に対してデータを送るというものなんです。いわゆる仮想プリンタというもので、これにデータを送ると印刷結果が紙ではなくて電子データにできるという、意味を持っているんですね。

そこで、この仮想プリンタ「OneNote に送る」をどうやって使えばよいのか、詳しく説明していきましょう。

OneNote に送るの使い方のポイント。

それでは、OneNote に送るの使い方のポイントを説明します。ポイントは大きく4つに絞りましたので、ぜひ最後まで目を通してください。

OneNote に送るとは?

『OneNote に送る』は、仮想プリンタとして準備されていて、プリンタとして使用できます。つまり、アプリで印刷するときに出力先を OneNote にできるということです。印刷結果はノートブックの指定したページに画像として作成されます。

作成した文書や表を画像にして、プレゼン資料に貼り付けたいときなどにとても便利です。もちろん OneNote で資料を作成したいときにもそのまま使えるから、すごく楽ですね。ところで、OneNote がインストールされているのに『OneNote に送る』がない方っていませんか?

「あれ? 私のパソコンには『OneNote に送る』がないぞ!」という方、安心してください。ちゃんとあります。『Send To OneNote 2013』みたいなアイコンがプリンタの一覧にありませんか? それが『OneNote に送る』ですよ。

冷静になって直訳すればまさにそれそのものですね。原因はよく分からないんですが、日本語表記ではなく英語表記になることがあるみたいで、私の場合はなぜだかたいてい英語表記になっていてもう慣れちゃいましたよ(笑)。

なので、OneNote がインストールされているのに見つからないということはないはずだから、よく確認してみてくださいね。

どうやって使う?

使い方はとても簡単です。アプリで印刷するときにプリンタの一覧から『OneNote に送る』を選べばいいだけです。後はプリンタに印刷するのと同じように[印刷]ボタンをクリックしてください。するとその先は OneNote なので、次のような操作方法になります。

  1. OneNote が自動的に起動する。
  2. 画像の保存先を[セクション]の一覧から選ぶダイアログが表示される。
    OneNote の場所の選択
  3. 保存したいセクションをクリックして選択。
  4. [OK]ボタンをクリックすると選択したセクションに新規のページが作成されてそこに保存される。

あとは、新規に追加されたページを見ると画像があるのが分かります。これは通常の画像と同じように扱えるので、OneNote でそのまま使うこともできるし、コピーして他のアプリに貼り付けたり、右クリックのショートカットメニューから画像として保存することもできます。

このようにして印刷結果を紙ではなく電子的なデータのまま扱うことができるんです。簡単に言えば印刷結果を画像にするという『画像コンバータ』的な使い方ができると思えば一番分かりやすいかもしれないですね。

設定はどうすればいい?

仮想的なプリンタなので、プリンタと同じように設定ができます。実際に数か所の設定ポイントがありますが、まず設定の必要はありません。中途半端に設定するとうまく出力されない可能性もあるので、触らないほうが無難だと思いますね。

ちなみに私は1回も設定を変更したことがありません。もし、出力結果がおかしいときは設定を変更してみるといいかもしれないですね。ちなみに設定項目は次の通りです。

  1. 印刷の向き(縦・横)
  2. 出力用紙サイズ(各種)
  3. 出力部数(任意の部数)
  4. 印刷品質(600×600・1200×1200)

特別な設定はなさそうなんですが、一応参考までにご紹介しました。

注意ポイントはないの?

『OneNote に送る』で注意すべきポイントは、OneNote 2007 の場合です。実は、このバージョンの『OneNote に送る』は 64bit Windows で使用できません。ちなみに 32bit Windows だと問題なく使えます。

OneNote 2007 を使うのが『OneNote に送る』目当ての場合は、32bit Windows しか使えないことに注意してください。これはそういう仕様らしいので、64bit Windows を使いたい場合は OneNote 2010 以降を入手するしかないんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote に送るは、どうやって使えばよいのかを説明しました。OneNote に送るの意味、使い方、設定、注意ポイントなど4つご紹介しましたが、何のために使うのかが理解できれば、おそらくそんなに難しいものではないと思います。

OneNote に送るという仮想プリンタは、OneNote 自体がよく分かっていないと何のことかわからないかもしれないですが、とりあえず使い方がわかれば、画像変換機能としてだけでも使う価値はあるんじゃないでしょうか。有効に利用して、資料作成などに役立てていただければ幸いです。

以上、「OneNote に送るは、どうやって使う?」と題して解説しました。

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