OneNote エクスペリエンスってなに?

OneNote エクスペリエンスってなに?

OneNote エクスペリエンスに設定されていませんという表示について説明しました。対処に困っている方はぜひ読んでください。なぜこのような表示が出るのか、そして、どのように対処すべきかを分かりやすく説明しましたよ。

「エクスペリエンスに設定されていません」とは?

Windows 10 に OneNote 2013 をインストールして、いざ使おうと起動すると「既定の OneNote エクスペリエンスに設定されていません」と表示される場合があると思います。でも、何をしたらよいのかサッパリ分かりませんよね。

そこで、一体何を意味するのか、そして何をすべきなのかを説明したので、メッセージの真の意味が理解できますよ。

何を意味するメッセージなの?

まず、表示されるメッセージの意味について説明します。表示されるのは、「既定の OneNote エクスペリエンスに設定されていません」というメッセージですよね。これは、単純にいうとインストールした OneNote 2013 が既定のアプリになっていないという意味です。

既定の OneNote エクスペリエンスに設定されていません

要するに、拡張子との関連付けに関する設定のことを指しているんです。すご~くややこしい言い方になっているので、見た瞬間には理解できない表現ですよね。正直言ってこれは改善の余地があると思いますよ。

なぜメッセージが表示されるのか?

ところで、どうしてこんなメッセージが表示されるのか気になりませんか? これは、Windows 10 にもともと OneNote が標準で入っていることに関係しています。つまり、後からインストールした OneNote 2013 と既定を入れ替えるかどうかを聞かれているんですよ。

なので、さっきの話から分かると思うんですが、トラブルではないのでそこは安心してください。ただ、メッセージを無視するのは、あまり気分がいいものではないと思うので、続いてメッセージの扱い方を詳しくご紹介しますね。

メッセージが出ないようにするには?

あの長いメッセージにどう対処すればいいかというと、答えは2つ。1つは、拡張子に対する関連付け、つまり既定を後からインストールした OneNote 2013 に切り替えてしまう方法。もう1つは、無視してしまうという方法です。具体的には次のようにしてください。

メッセージを無視する方法

こちらはすごく簡単なので、先に説明します。[今後、このメッセージを表示しない]をクリックするだけです。既定の設定を変更しないで、メッセージの表示だけを抑えることができますよ。

既定の OneNote エクスペリエンスに設定されていません
ちなみに[後で確認する]を選ぶと、OneNote を起動するたびにメッセージが表示されます。(要するに、今は何もしないで設定を先延ばしするということです。)

既定を切り替える方法

既定を OneNote 2013 に切り替える場合は、[このバージョンを既定に設定]をクリックします。これで設定が切り替わります。また、オプションの詳細設定で[既定の OneNote アプリケーション]を設定しても切り替わりますよ。

既定の OneNote エクスペリエンスに設定されていません

ところが、Windows 10 の場合は、このボタンをクリックしても設定変更の手順が表示されるだけで、実際には設定が切り替わりません。(Windows 8.1 は確認できていないので、もし設定が切り替わらない場合は、Windows 10 と同じように設定してください。)

Windows 10 で既定を切り替える場合は次のようにします。

  1. [スタート]から[設定]をクリックして[Windows の設定]を表示、左上にある[システム]をクリック。
    Windows10 設定ウィンドウ
  2. 左のメニューから[既定のアプリ]をクリックして、右下の[アプリによって既定値を設定する]をクリック。
    Windows 10 既定のアプリ
  3. [既定のプログラムを設定する]が表示されたら、左のプログラム一覧で[OneNote(デスクトップ)]をクリック。続いて[すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する]をクリック。(注意:「OneNote」 は Windows 10 標準のものです。)
    Windows10 既定のプログラムを設定する
  4. これで、既定の設定が切り替わる。

こうすると、既定の設定が切り替わって拡張子の関連付けが変更されるので、メッセージが表示されなくなります。つまり、OneNote のファイルをダブルクリックすると OneNote 2013 が起動する設定に切り替わったわけです。

設定を変更したらどうなる?

先ほどもお話しした通り、設定を変更すると OneNote のファイルに OneNote 2013 が関連付けられます。ほかにも、OneNote が連動して起動するような場面では、やはり OneNote 2013 が起動するように切り替わります。

ただし、Edge で書き込んだときの記録は、標準で入っている OneNote にされますが、これを切り替えることはできません。どうやら、標準の OneNote は Windows 10 と一体になっていて、デスクトップ版 OneNote との完全な置き換えはできないみたいなんです。

なので、あくまで拡張子との関連付けだけが変更されると考えてくださいよ。

まとめ

いかがでしたか?

表示されるメッセージが難解ではありますが、要するに「拡張子との関連付けを変更するのかしないのか」ということを問う内容でした。デスクトップ版 OneNote をメインで使う方は、設定を変更したほうが便利だとは思いますが、自分の使い方に合わせて設定してくださいね。

以上、「OneNote エクスペリエンスってなに?」という疑問にお答えしました。

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