OneNote
が起動しないとき、どうすればよいのか説明しました。OneNote が起動しなくてお困りの方に適した内容です。複数の解決方法を詳しく紹介したので、うまく起動するように修復できる可能性が高いからです。
なぜ OneNote が起動しないのか?
OneNoteが起動しなくてお困りですか? そもそも起動しないと、何の対策も採りようがないから、とても困りますよね。打つ手がなく、パソコンの前で呆然としている方もいらっしゃるでしょう。もしあなたが途方に暮れているとしたら、こちらのページが役に立つかもしれません。
どうやら、OneNoteが原因も分からずに起動しなくなってしまうことが、まれにあるようです。実は私も無料版で同じことを経験しているんです。そこで、少しでもお役に立てるように、解決の糸口になるような情報をいくつかご紹介します。
OneNote が起動しないときのポイント。
それでは、OneNote が起動しないときのポイントをご紹介します。ポイントは全部で6つありますので、注意深く目を通してください。
まず、確認すべきこと。
まず確認してほしいのが、OS と OneNote のバージョンです。このサイトで紹介しているのは、OS が Windows7 以上、OneNote が 2013 以上です。なので、バージョンが違うと解決方法が違う可能性があります。
なるべく幅広く説明しているつもりですが、バージョンが違う場合は、名称を置き換えたり、やり方を工夫して試してみてください。これから解決方法を、簡単に試せる順番でご紹介します。案外簡単に直ることもあるので、順番に試してみることをお勧めしますよ。
無料版の OneNote が起動しない場合。
無料版 OneNote の場合に、特に注意してほしいのが、Windows 8 以降でインストールする場合です。無料版は、ノートブックの保存先が OneDrive に限られているので、OneDrive が使える状態になっていることが大前提です。
なので、必ず前もってマイクロソフトアカウントを取得しておいてください。これがないとエラーを起こすなどして、多分うまくいきませんので注意してください。Windows 8 以降ではマイクロソフトアカウントでログインすることができるので、影響を受けるようです。
したがって、無料版 OneNote は OneDrive とセットで考えてください。これで、うまく使えるようになるはずですよ。
※ 無料版 OneNote に関しては、こちらの記事が参考になりますよ。
https://onenote.hprs1.com/onenote-free/
起動方法を変えてみる。
最初に、起動方法を変えてみましょう。これは、Windows 8.1 を利用している方に対してのみ有効だと思われる方法ですが、[スタート画面]のタイルから OneNote を起動しようとしてうまくいかないときに、[アプリ]の一覧画面から起動してみてほしいんです。
実は、ある方からお問い合わせをいただいたのですが、OneNote を起動するとリボンが表示されないなどの不完全なものが表示されるというものでした。そして、解決策を模索しているうちに、[アプリ]の一覧から起動するとうまくいくというご報告をいただきました。
つまり、「どうやって起動するか」によってうまくいくこともあるようなので、ほかのバージョンの場合でも、起動方法を変えるということが解決策になる可能性があるんじゃないでしょうか。
そこで、ほかのバージョンでは、
- デスクトップにショートカットを作る
- Program Files の中にある Office フォルダの「onenote.exe」を直接実行する
- 通知領域のアイコンから起動する
のような、違う方法で起動することも試す必要がありそうですね。これらの「起動方法を変える」ことはすぐ試せますので、まず最初にやってみてほしいです。
修復を試してみる。
起動方法の問題ではないようなら、修復を試してみてください。プログラムのアンインストール画面で Office(OneNote)のインストールを修復できますよ。この時に、簡易的なクイック修復と完全なオンライン修復が選べるので、まず簡易的は方から試してみてください。
そして、うまくいかないようなら完全な方をやってみます。ただし、完全というだけあって、一から全部入れなおすため、かなりの時間が必要になります。時間的に余裕があるときに行うようにした方がいいと思います。
これらの修復によって、起動できるようになる場合が多いと思います。もしダメな場合でも、修復のためのツールのサイトへ誘導されると思うので、そこでツールをダウンロードして試してみると、たいていの場合うまくいくと思いますよ。
完全に削除する。
オフィスを完全に削除することも検討してください。修復を行ってもうまくいかない場合は、ファイルではなく、レジストリなどほかの部分が壊れている可能性があります。なので、いったん完全に削除する必要があるんですが、完全アンインストール用のツールを使うと確実なので安心です。
- Office 2010 の場合はこちら
⇒ Office 2010 をアンインストールまたは削除する - Office 2013 以降の場合はこちら
⇒ PC から Office 2016、Office 2013、または Office 365 をアンインストールする
このようにして完全に削除した後に、Office(OneNote)をインストールしてみてください。もし、レジストリ等の不具合が原因だったのならうまくいくはずですよ。
Windows をインストールしなおす。
「どれをやっても無理でした」という場合は、Windows がおかしくなっている可能性があります。なので、Windows をインストールしなおすとか、メーカー出荷時の状態にリカバリーするなどの対策が必要な可能性がありますよ。
おそらくめったにないことだとは思うんですが、最悪の場合は Windows をインストールしなおすということも考えてください。もちろん、大事なデータはバックアップを取って、慎重にメーカー指定の方法で行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
OneNote が起動しないとき、どうすればよいのか説明しました。6つのポイントとして、最初に確認すべきこと、無料版OneNote、起動方法、修復、完全削除、Windowsの再インストール、などをご紹介しました。おそらくどれかが、有効に働くと思います。
どうでしょう、OneNoteを起動させるためのヒントになりましたでしょうか。そもそも起動してくれないと全く何もできないので、何とかうまくいってほしいと願っています。そうでないと、ここで紹介している使い方の情報も、何の役にも立たないわけですからね…。
きっとうまくいきますので、あきらめず頑張ってください!
以上、「OneNote が起動しないときどうする?」と題して説明しました。