OneNote
が子どもの頃にあればよかったと思ったので、記事にしました。OneNote は機能があまりにもシンプルなので、使い方が分からず苦労することがあります。しかし、先入観のない子どもならとてもうまく使いこなせるんですよ。
なぜ子どもに OneNote なのか?
なぜ子どもに OneNote を使用させるのでしょうか? 子どもは先入観がないので簡単に使えてしまんです。そこで、子どもの才能を伸ばすために役立ちそうなことを考えてみました。子どもに対してどれくらい有用なのかを過去の経験を振り返りながらお話します。
私の子どものころ
みなさん絵を描くのは得意ですか? 得意な人もいれば、得意じゃないけど好きという人もいらっしゃるみたいですね。私はまるっきりダメで、どうやっても絵がうまく書けないんです。物の絵はまだましなんですが、これが人物や動物となると笑うに笑えないものを書いてしまいます(汗)。
「そんなもんくらい簡単だよ」という人も多いでしょうが、ちゃんと書けるようになるには教室に通って基礎から学ばないといけないなあと思う次第です。
さて、なぜこんな話をしたかというと、ふと子どものころを振り返ってみたときに「実はよいツールがあれば何とかなったんじゃないか?」と思うからなんです。
既存のツールの問題点とは?
「弘法筆を選ばず」とは言いますが、私や皆さんは弘法様ではないので、やはりツールのチカラはある程度必要です。
まず、ツールの制約を受けてしまう部分について考えてみます。
例えば、画用紙にクレヨンや色鉛筆で描いたとします。幼児によくあるのは、紙の真ん中あたりから描き始めてしまって、紙が足りなくなるというものです。大人は経験的に分かるので端から描きますが、子どもは計算することなく感性だけで描くので、あとから気づいて困ってしまいます。
大きさに制約があるというのは、紙特有の問題ですね。「そんなの当たり前だろ!」と心の中で突っ込んだ方が大半でしょう(あれ、ひょっとして声に出てしまいましたか?)。しかし、それを解消できるのがコンピューターのすごいところです。
OneNoteが解決策になる理由とは?
こんなとき便利なのが OneNote なんです。OneNote なら紙の問題点をすべて解消できます。さっきの紙が足りなくなる問題は、OneNote ならただ書き続けるだけで紙が勝手に広がっていくので特に何もする必要がないんです。
まあ、あえて言うなら上と左が足りなくなったときでしょうか。上と左はどうしても勝手に広がりません。左上が基準点だからか仕方ないんですが、この場合は描いたものすべてを選択して少し下や右に移動するだけで簡単にスペースが作れます。
だから、描く場所はどこでも構わないんですよ。自分の感性で好きなところから描き始めればいい。こんなこと紙には不可能です。つまり、OneNote は子どもの感性の邪魔をしない優れたツールなんです。ツールの制約を受けなければ素晴らしい才能が開花するかもしれませんね。
だから思うんですよ「ああ、あのころに OneNote とタブレットPCがあれば、ずいぶん違っただろうな」と。場合によっては世界有数の画家になっていたかもしれないと思うと非常にもったいないことをしましたね(笑)。
過信は禁物?
OneNote はとても素晴らしいんですが、だからと言っていきなり使い始めるのはよくないと思っています。なぜなら、紙とペンを使って一度は不便な思いをしないと、OneNote の良さは理解できないからです。
世の中何でもそうだと思うんですが、まず不便な思いをしてそれから「じゃあどうすればもっとよくなるのか?」を考えないと、有難みが分からないんです。物心ついたときからあるものはそれが当たり前ですからね。
こういった点を踏まえながらうまく使えばとても役に立つのが OneNote なんです。
まとめ
いかがでしたか?
私の子ども時代の話を交えながら OneNote の有効性について書いてみました。幼いお子さんがいる方は、教育の一環として検討してみてください。きっと、予想だにしない使い方を開発してくれると思いますよ。
以上、『OneNote が子どもの頃にあればよかった』と題して説明しました。