OneNote をプロキシ環境で使うには?

OneNote をプロキシ環境で使うには?

OneNote

プロキシ環境で使う方法を説明しました。会社や学校などのプロキシ環境で OneNote を使いたい方は参考にしてください。OneDrive との接続がうまくいかない場合の解決策について詳しく解説していますよ。

プロキシ環境でも OneNote が使えます

OneNote を個人で使われる方は多いですが、仕事場や学校で使われることも非常に多いです。すると、インターネット接続がプロキシ環境になっている場合も少なくないでしょう。そこで、プロキシ環境で OneNote を使うにはどうすればいいのか説明しました。

特に、OneNote から直接 OneDrive へ接続する場合にうまくいかないことが多いので、その場合でも確実性が高い方法を紹介しました。プロキシ環境でも OneNote が使えるようになりますよ。

プロキシ環境とは?

まず、念のためプロキシ環境について解説しておきます。一般的にインターネット接続は、LANとインターネットの間にあるルーターを経由して、各端末が直接行います。そのため、インターネットからの攻撃に対してセキュリティが弱くなる場合があります。

そこで、プロキシと呼ばれる中継サーバーを間に置いて、すべての端末はプロキシを経由するようにします。こうすれば、直接インターネットに接続するのはプロキシサーバーだけになるので、セキュリティがより保たれやすくなるんですね。

ザックリとイメージを書くと

  • 直接アクセス:端末 ⇒ ルーター ⇒ インターネット
  • プロキシ環境:端末 ⇒ プロキシサーバー ⇒ ルーター ⇒ インターネット

こんな感じでワンクッション挟むということですね。これならインターネットから侵入があった場合でも、端末に到達しにくくなるわけです。また、プロキシはキャッシュを蓄えることもできるので、全体的な通信量を抑えるはたらきもあるんですよ。

ところが、この方法を使うと通常の接続方法とは異なるので、OS やブラウザでの設定が必要になるんです。それで、設定がうまくいっていないと、OneNote が OneDrive にうまく接続できなくなるというトラブルが起きてしまうんですね。

基本的にはそのままでOK

それでは、OneNote をプロキシ環境下で使うにはどうすればいいんでしょうか? 実は非常に簡単で、すでにインターネット接続が問題なく行えている場合は、設定不要です。ただし、設定不要な環境は、多くの場合プロキシを自動設定しているようなんです。

プロキシを手動設定している場合は、うまくいかない場合が多いんじゃないかと思います。その場合は別の方法での設定が必要になるので、次に紹介する方法を試してみてください。

うまくいかないときはコマンドで設定

プロキシ設定を手動で行っている場合で、OneNote から直接 OneDrive へ接続できないときは、次のコマンドを試してみてください。

プロキシを設定するコマンド

コマンドプロンプトを起動して次のように入力後[Enter]キーを押します。

  • netsh winhttp import proxy source=ie

設定できない場合はコマンドプロンプトを『管理者として実行』してください。(コマンドプロンプトアイコンを右クリックするとメニューの中にあります)このコマンドは、Internet Explorer のプロキシ設定をインポート(取り込み)することを意味します。

ちなみに、プロキシサーバーを指定したい場合は次のコマンドです。

  • netsh winhttp set proxy プロキシサーバー名:ポート番号

なお、『netsh winhttp set proxy ?』とするとパラメータの使い方を調べることができるので、より細かく設定したい場合に参考にしてみてください。

プロキシを解除するコマンド

プロキシ設定を解除する場合は、次のコマンドを使用します。

  • netsh winhttp reset proxy

これで設定が解除されるので、プロキシの設定がされていない初期状態に戻ります。

設定をより簡単にするスクリプトのご紹介

設定台数が多い場合や、頻繁な設定切り替えが必要な場合は、そのたびにコマンドを使って設定を変更しなくてはいけません。これではかなり面倒ですが、スクリプト(バッチファイル)にすると自動実行できるので、便利でとても楽ですよ。

作り方は簡単で、メモ帳などにコマンドを記述して拡張子 .bat で保存するだけです。

※ 参考例(@echo off はコマンドを画面に表示しないという意味です。)

  • プロキシを設定するコマンド(ファイル名の例:Proxy_On.bat)
    @echo off
    netsh winhttp import proxy source=ie
  • プロキシを解除するコマンド(ファイル名の例:Proxy_Off.bat)
    @echo off
    netsh winhttp reset proxy

出来上がった2つのファイルをそれぞれダブルクリックして実行すれば、プロキシの設定と解除をコマンドをいちいち入力しなくても行えるので簡単ですね。

なぜ別のプロキシ設定が必要なのか?

ところで、なぜ別のプロキシ設定が必要なんでしょうか? これには Windows の仕組みに関係があります。もともとインターネットエクスプローラー(IE)と Windows で別々のプロキシ設定を利用する仕組みになっているので、本来は2か所の設定が必要なんですよ。

ただし通常の動作としては、Windows のプロキシ設定を IE から取得するような仕組みになっているので、1か所だけの設定で済むようになっています。ところが、なぜだか設定を取得できない場合があるらしく、そうなってしまうとコマンドによる手動設定が必要になるんですね。

アプリの中には IE のプロキシ設定を読み取るものもあるようですが、例えば Windows Update はそのような設計になっていなくて、Windows のプロキシ設定を利用します。なので、IE でインターネット接続できるのにアップデートはエラーになるということが起こるんですよ。

OneNote に限らずマイクロソフト製のアプリは、プロキシ設定を IE ではなく Windows から取得しているようなので、問題が発生した場合はコマンドを試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

OneNote をプロキシ環境で使うと OneDrive にうまく接続できない場合が少なからずあるようでしたので、ご紹介しました。このような設定は簡単に分かるものではないので、完全自動設定にするか仕組みそのものを変えるなど、もう少し改善してほしいと思いますね。

以上、「OneNote をプロキシ環境で使うには?」と題して説明しました。

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