OneNote セクションの使い方
について説明しました。セクションの役割や使い方について知りたい方に適しています。セクションについて詳しく説明しただけでなく、作成・削除・移動方法についても詳しく解説しているからです。
OneNote のセクションを知る意味とは?
あなたは、OneNote を使っていて「セクションが今一つ分からないなあ」と思ったのではありませんか? 確かに、ノートブックならファイルやフォルダだから分かりやすいし、ページは直接書き込むからやはり分かりやすい。ところが、セクションとなるとよく分からないですよね。
簡単にいうと、ページをまとめる役割をしているんですが、活用することで OneNote がさらに使いやすくなります。つまり、ノートブック・セクション・ページを理解することで、OneNote のノート構造が理解できます。
そこで、その3つのうちの一つである、セクションについてさらに詳しく知りましょう。
OneNote のセクションを詳しく説明します。
それでは、OneNote のセクションについて詳しく説明しましょう。ポイントは7つあるので、ぜひすべてに目を通してください。
OneNote におけるセクションの役割とは?
OneNote におけるセクションの役割とは何でしょうか? セクションとは、ページをまとめる単位です。言葉のイメージとしては、ルーズリーフの見出しの厚紙みたいなものだと思うんですが、これが OneNote の場合は、ページをまとめたファイルになっているので、非常に重要です。
ちなみに、ノートブックはフォルダで、そのフォルダの中にあるファイルがセクションです。名前がセクションと同じであることがその証拠です。つまり、直接書き込んでいるページはセクションファイルに含まれているということです。
このように、セクションは仕組みとしてかなり重要な役割であることが分かると思います。つまり、直接扱うのはページなので、単なる見出しタブとしてのイメージしかないだけなんですね。
※参考:セクション単位の共有はできません。必ずノートブック単位での共有となります。
セクションの使い方
続いて、セクションの使い方を見ていきましょう。セクションは、初めてノートブックを作ると「新しいセクション1」が作られています。
セクションは、1つだけなら操作がありませんが、複数ならタブをクリックして切り替えます。複数にした場合の使い分けとしては、目的別にすると便利です。例えば下の画像では、ノートブックを授業ノートとして作成して、教科ごとにセクションを用意しています。
では、具体的にどうやったらこのようなセクションが作れるのか、さらにそれぞれ詳しく説明していきましょう。
名前の変更方法
名前の変更方法をご紹介します。セクションは作成直後、「新しいセクション○」というふうになっています。もちろんそのまま使うこともできますが、名前を変えたほうが分かりやすくなり、目的がはっきりしますよ。変更方法は次の通りです。
- セクションタブを右クリック。(ダブルクリックしても可)
- メニューの名前の変更をクリック。
- セクション名を変更。
- [Enter]キーを押して確定。
- 名前の変更が完了。
これで名前が変更できました。なお、移動やコピーをした場合など、すでにあるセクションに対して行うのが名前の変更です。新規作成の場合は、作成時に名前を付けることができますよ。
セクションの作成方法
セクションの作成方法を説明します。セクションを目的別に使い分けるためには、複数作らないといけませんよね。そこで、セクションの作成方法をご紹介しましょう。とても簡単で説明が不要なぐらいですが(笑)、もちろん詳しくご紹介します。
- セクションタブの右隣にある[+]をクリックする。(右クリックメニューでも可)
- 新しいセクションが作られる。
- 名前を入力。
- [Enter]キーを押して確定。
- セクションの作成が完了。
これで、セクションが作成できました。もし、すぐに名前を付けられないようなら、いったんそのままの名前にしておいて、後から変更すればよいでしょう。
セクションの移動やコピー方法
セクションの移動やコピー方法について説明します。普通は新規に作成すればよいと思いますが、決まったパターンのものを使いまわしたい場合は、1つひな形を作っておいて、それをコピーや移動すれば簡単ですよね。そこで、移動やコピーの方法をご紹介します。
- セクションの移動やコピー先となるノートを、あらかじめ開いておく。
- 移動やコピーをしたいセクションタブを右クリック。
- 移動やコピー先のノートを選択。
- 行いたい操作([移動]または[コピー])をクリック。
- 選択したノートにセクションが移動またはコピーされる。
- セクションの移動やコピーが完了。
これで、セクションの移動やコピーができました。念のため、移動やコピー先のノートを開いてセクションが存在していることを確認してください。勘違いして違うノートを指定してしまっていることがあるかもしれませんからね。
セクションの削除方法
セクションの削除方法を説明します。まず最初に注意しておいてほしいのが、セクションを削除すると、含まれるページすべてが消えてしまうことです。なので、削除処理は細心の注意を払って、行ってください。やり方は次の通りです。
- セクションタブを右クリック。
- [削除]をクリック。
- 確認メッセージで[はい]をクリック。
- セクションが削除される。(厳密には OneNote のごみ箱に移動。)
- 削除が完了。
これで、セクションの削除ができました。いったんごみ箱には移動するものの、あまりごみ箱に頼った使い方はしないでくださいね。思わぬ失敗を招く恐れがありますから。ごみ箱は、誤って削除した場合の事故対策であると理解しておいた方が良いでしょう。
※ごみ箱の活用方法についてはこちらで詳しく説明しています。
https://onenote.hprs1.com/onenote-gomibako/
セクショングループの活用方法
セクショングループの活用方法について説明しましょう。セクショングループとは、セクションタブの並びに追加されるもので、その中にさらにセクションが作成できます。フォルダーの中にサブフォルダーを作るといえば、近いでしょうかね。(あまり正確な表現ではないですが。)
つまり、セクションを束ねるものになります。ザックリ言うと、ノートブックの中にノートブックを作るようなイメージになります。一番便利な使い方は、普段あまり使わないような、ひな形のページやセクションを保存しておく倉庫のような扱い方だと思います。
※詳しい使い方は、こちらで紹介しています。
https://onenote.hprs1.com/onenote-sekusyonguru-pu/
まとめ
いかがでしたか?
OneNote のセクションについて説明しました。セクションの役割から始まり、使い方・名前の変更方法・作成方法・移動やコピー方法・削除方法・セクショングループと、多岐にわたって説明しました。これでセクションについてほぼ網羅できたと思います。
セクションは、タブを切り替えるだけなので、大きな役割が無いように感じると思います。しかし、ページを目的別に分けたり、構造上ページはセクションに属していたりと、実はかなり重要な役割を担っていることがお分かりいただけたでしょう。
見た目の派手さがないので、地味な存在ではありますが、うまく活用して OneNote を使いやすくしていただければ幸いです。
以上、「OneNote セクションの使い方とは?」と題して説明しました。